• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント2
関連キーワード:

スパイ

,

北朝鮮

,

反日

,

金正恩

,

韓国

■金正恩体制に暗い影を落とす地域差別

Map_korea_without_labels.jpg
画像は、Wikipediaより


――今後、金正恩体制はどうなっていくのでしょうか?

菅沼 それを説明するためには、まず朝鮮半島の内部対立の歴史について語らないといけません。たとえば、韓国は差別大国ですが、そのなかでも出身地差別が根強くある。南西部・ 全羅道(旧百済地域)と南東部・慶尚道(旧新羅地域)は、敵対関係にあります。軍事政権時代の韓国では、全羅道出身者は差別されてきました。そのルーツは、新羅が朝鮮半島を統一した時に、全羅道の人を排斥しようとした動きから生まれたものとされています。たとえば、韓国の軍隊では、今日でも慶尚道の人と全羅道の人を同じ部隊に入れると喧嘩してしまうので分けているんですよ。しかし、韓国で最も差別されるのが済州島の出身者なんです。


――美しいリゾート地として有名な島ですよね。

菅沼 そうです。大阪には道頓堀など堀がたくさんあるでしょう? かつて、あの堀を掘る労働力として済州島から多くの人が渡ってきたんです。その人たちがそのまま大阪に住み着きました。なので、大阪の在日の人はほとんどが済州島出身ですよ。しかし、済州島出身者でも「金」「李」「崔」というような名字の人は、李王朝の頃の政争あるいは儒教の論争に敗れて島流しにあった人たちの末裔が多いんです。ところが本来の済州島の済州人というのは3つの姓しかない。「高」「梁」「夫」というような名字の人は、先祖代々済州島の人。済州島には、朝鮮半島本土とは異なる独自の文化があった。なので、済州島の人に対しては、韓国だけでなく北朝鮮も含めて、「我々とは人種が違う」という考えなんです。

 そこで今、北朝鮮でこの地域差別に由来する問題が起こっている。先日、平昌冬季五輪に合わせて訪韓した北朝鮮芸術団が15年半ぶりに韓国で公演したことで話題となりました。そのなかで、玄松月団長が「白頭と漢拏はわが祖国」という歌を歌いました。
 
 歌詞にある「白頭」というのは、朝鮮民族の聖山なのです。白頭山には抗日戦のときの金日成パルチザンの秘密基地があったとされ、金正恩の父・金正日はそこでお生まれになったとされています。本当はシベリアで生まれたんですがね。なので、白頭山は父「金正日」の血統を象徴している。したがって、白頭山生まれの金正日の子孫は、白頭の血統というわけです。

 しかし、金正恩の母親の高英姫は、済州島をルーツに持つ大阪の在日韓国人です。大阪の在日だった高英姫は北朝鮮に行って金正日に見初められて金正恩を生んだのです。歌詞にある「漢拏山」は韓国で一番高い山で済州島にあります。これは母「高英姫」を象徴しているんです。


――金正恩に済州島の血が入っていることは、問題なんでしょうか?

菅沼 実は、「白頭と漢拏はわが祖国」を聞くと、北朝鮮の人は微妙な感情になるんです。今、北朝鮮を支配しているエリートは、満州で金日成と共に抗日パルチザンとして戦った人たちの2世・3世なんです。この人たちの多くは「万景台革命学院」に入って、「金日成総合大学」を卒業しています。韓国でも北朝鮮でも大学の同窓の結び付きはそう大したことはない。一番重要なのは「どの高校出身か?」なんです。北朝鮮では、「万景台革命学院」出身が一番のエリートでパルチザンの2世・3世ばかりです。ところが何を思ったか、金正日は自分の子ども…殺害された金正男も金正恩、金与正もすべてスイスの中学・高校に留学させています。

 実は今、パルチザン2世グループと金与正など白頭山血統のグループの対立が生まれているんです。さらに、これに済州島の問題が微妙な陰を落とす。済州島だからといって表向きは差別しないが、心の中では思っています。なので、何かのきっかけで北朝鮮の政権がまた動揺するか内部対立が激しくなる可能性もあります。


――つまり、金正恩を快く思っていない人が北朝鮮のトップにいるわけですね。

菅沼 何しろ済州島の血が入っているからね。済州島差別は長い歴史の中で形成されたひとつの民族感情です。だから重要な問題なんですよ。


■作られた「反日」

――話題は変わりますが、それにしても韓国はどうして「反日」なんでしょうか?

菅沼 でも、終戦までは日本は韓国人とうまくやってきたんですよ。ではなぜ、戦後に韓国が「反日」になったかと言えば、戦後、韓国を占領した米軍と初代大統領・李 承晩の反日教育のせいです。

 70年代ぐらいまでの韓国では「日本は一緒にアメリカと戦った戦友」という意識があり、日本に対して悪い感情などなかった。「慰安婦」なんて誰も問題にしてなかったのです。ところがアメリカ占領軍の指示があって、李承晩大統領が学校で反日教育を徹底的に行った。その教育の成果が出て、今はほとんどの韓国人が「反日」になっているのです。

 というのも、アメリカは韓国と日本が手を結ぶのを恐れているからです。北朝鮮とも手を結んで欲しくない。日本がアジアでリーダーシップを取ったり、朝鮮半島を日本の経済圏にして国際通貨として円を台頭させないようにするためには、日本と朝鮮半島を分裂させておく必要があるのです。「反日」とは、アメリカによって作られたものでもあるのです。

 世界の情報に精通している菅沼氏だからこそ、朝鮮半島の知られざる姿や闇が浮き彫りになってくる。金正恩政権は必ずしも安泰ではなく、場合によっては北朝鮮自体が自滅する可能性もあるかもしれない。そして、驚くべきことに「反日」問題にアメリカの陰謀があったのである。

 菅沼氏の直撃インタビュー第2回は、アメリカの陰謀をさらに深掘りし、秘密結社フリーメーソンの正体に迫る。さらに揺れる天皇家の問題から、最終的に戦争は起きるのかまでを語ってもらう、そして、日本の運命は? 菅沼氏によって戦慄の未来が次々と明らかになる。
(取材/文=白神じゅりこ)

【第2回はコチラから】

●プロフィール 菅沼 光弘(すがぬま みつひろ)
昭和11年(1936年)京都府生まれ。
東京大学法学部卒業後、公安調査庁入庁。ドイツ ・ マインツ大学留学。対外情報活動部門を中心に、旧ソ連、中国、北朝鮮などの情報収集に35年間従事。対外情報の総責任者である調査第二部長を平成7年(1995年)退官。国士舘大学非常勤講師、拓殖大学客員教授など歴任。瑞宝中綬章受賞。アジア社会経済開発協力会を主催。
http://asiasdc.org/

jyuriko.jpg

★白神じゅりこ
オカルト作家・コラムニスト・ライター。ジャンルを問わず幅広く執筆。ジャンルを問わず幅広く執筆。世の中の不思議を独自の視点で探求し続けている。新刊『日本懐かしオカルト大全』(辰巳出版)発売中!
・ ブログ「滅亡日誌

関連キーワード

コメント

2:トランプ大統領2018年4月10日 01:45 | 返信

>>1

金正恩は私の分身である。
反日感情は日本人がこの星にやってくる前からあると思う。
神武天皇も洗脳されて3.11のシナリオ通りに存在X(チョンAI)に始末されているようだし
日本人は人間というロボットに囚われている。
お前ら人間は、よく知っているんじゃないのか?自分が生きている価値がないってことによ。
豊田真由子の一件、あの劇で秘書であるチョンは自分が使えない価値の無い存在であり
チョンの嫁である女性秘書も生きるに値しないと認めた。
くだらん反日を繰り返し無駄なことをやっているのだから
いつ消滅しても問題ない存在である。チョンの嫁も何度も同じことばかり言っていて馬鹿馬鹿しい
そこらへんの女を操って語り掛けてくるのだが、内容にしろ存在にしろ認めていないのだから
貴様の話など聞く訳ない。反日など無駄だ。幼稚過ぎて話にならん。
日本人より存在Xが原因なのだから、そいつをどうにかしろ。
出来ないなら、クローンポプちんを作って動ける日本人に任せるしかない。
反日終末思想をやめてポプちんを製造して日本人の分離独立を支援すればいいのだ。

1:匿名2018年4月 8日 21:47 | 返信

反日の代わる朝鮮民族共通の価値観が速やかに求められる

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。