• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント2

kareshi201804_5.jpg
イメージ画像:「Thinkstock」より

「『神社に行くとき、絶対に邪魔が入るから、とにかく素早く家を出ること。指定した日時じゃないと意味がないから』って注意されたんです」

 その後、紗枝さんは彼氏に事情を話し、霊能者が指定した日時にその方角にある神社に車で向かった。時間は朝5時から7時の間と言われたから、必ず到着する時間に家を出た。カーナビで目的地を設定したから迷うことなどあり得ないと思っていた。しかし――

「1時間半くらい走った頃ですかね、ナビの通りに進んでいるのに、同じ場所をぐるぐる回っていることに気がついたんです。本当に邪魔が入った。怖くて、もうダメだと思いました。でも、ナビの案内を諦めて地図を見ながら神社を目指したら、なんとか時間内に到着しましたよ。着いてビックリしたのが、早い時間なのに、私と同じようにペットボトルを持って水を汲んでいる人たちがけっこういたんですよ。え? 恨まれてる人ってこんなにいるの? って震えが止まりませんでした」

 水を飲み始めてから数日後、腎臓の精密検査をしたところ、レントゲンには腫瘍はおろか影さえ写らなくなった。

kareshi201804_6.jpg
イメージ画像:「Thinkstock」より

「お医者さんも驚いて、前に撮ったレントゲンを2人で何度も見直しました。確かに、前のレントゲンには影があるんです。でも、新しいレントゲンにはその影がない。やっぱりオバちゃんが言うように生霊のせいだったんだなぁ、って私は納得しました」

 生霊を飛ばしている人間には、その自覚がないという。

「私、その元カノと会う機会がけっこうあったんですよ。共通の知り合いもたくさんいて。でも、当時なぜか彼女がそばに来るとハンパない悪寒がしたんです。しかも、その元カノが私に向かって『居場所がない。居場所がない。私の居場所がない』ってブツブツ言ってきたことがあるんですよ。怖くないですか!? また飛ばされたらと思うとゾッとします」

 なお、紗枝さんを救った霊能者の女性はすでに亡くなっている。なぜか、亡くなった時間、紗枝さんの携帯には霊能者への発信履歴が残っていたそうだ。筆者は、わずかな情報だけを頼りに亡くなった霊能者の素性を探ってみたが、その情報は一切、公にされていないようだ。


・「彼氏・彼女怪談シリーズ」まとめ読みはコチラ!


桜木ピロコ
作家。コラムニスト。4年制大学卒業後、近代日本文学研究員、通商産業省貿易局輸出課ならびに安全保障貿易管理課非常勤職員。情報誌記者を経て、フリーランスに。2009年『肉食系女子の恋愛学』(徳間書店)を上梓。社会現象を巻き起こす。現代女性の生の声を伝えることをライフワークにしている。
ツイッター https://twitter.com/sakuragipiroko
桜木ピロコの相席屋うぉ~か~ https://aiseki-.comagazinem/authors/3y0Pp

コメント

2:匿名2018年4月15日 22:33 | 返信

自分の寿命が 数年縮んでもいいから 呪ってやりたい!と 思ってれば
生き霊飛ばせるのかね?
オカルトサイトなら そこまで追求して欲しいぞ(笑)


 

1:匿名2018年4月15日 14:30 | 返信

私もバツイチの人と付き合ってた時、彼の元妻の生霊に憑かれてたみたいです。結局、彼とは別れたけど、付き合ってる時は家に黒いモヤモヤしたものがいたり、部屋の電気が点いたり消えたり、カビのような土のような匂いがしたり、腕に覚えのない火傷があったりと散々で精神的にもまいってしまいました。
別れてからは何も起きてません。

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。