4月23日に人類滅亡、6月24日→4月23日に前倒し! ヨハネの黙示録とニビル到来で地球大噴火、科学者も「準備しなければ」


■クリスチャン科学者「常に準備しておかなければならない」

 昨年、NASAは高まる“ニビル騒動”を受けて、ニビルやプラネットXの存在をブログの記事で否定している。そして実際に、昨年10月から11月にかけて地球をニアミスするという“終末予言”は実現することなく過ぎ去った。それでもまだ、この“ニビル騒動”の中心人物であるミード氏は懲りずにニビルにこだわっているようだ。

 ニュージーランドの科学者であり敬虔なクリスチャンであるジョナサン・サーファッティ氏は、ミード氏が“世紀に一度”だと主張する4月23日の天体配列は、この1000年にすでに4回起こっていると反論している。4回“も”起こっているのに滅亡することなく我々はこうして地球に存在していると、最近執筆した記事「Will the World end on 23 April(この世は4月23日で終わるのか)」で力説しているのである。

「たいていはどんな占星術でも望ましい結論に合った星を選んでいます。4月23日が聖書の預言の重大な日付であることを示唆するものは何もありません。クリスチャンはそのような(ミード氏の)センセーショナルな主張に注意する必要があります。(終末をいつ迎えるのか)私たちは日付も時間も知り得ないのです。ということは常に準備しておかなければならないのです」(ジョナサン・サーファッティ氏)

4月23日に人類滅亡、6月24日→4月23日に前倒し! ヨハネの黙示録とニビル到来で地球大噴火、科学者も「準備しなければ」の画像3 「Express」の記事より

 “4月23日説”を断固として否定するサーファッティ氏だが、しかしながら敬虔なクリスチャンである同氏の言葉には聖書的な“終末の日”はいつ来てもおかしくないという見解も含まれることになる。23日どころか明日がその日であっても何ら不思議ではないのだ。折りしもシリア情勢をめぐる国際的な緊張が高まりを見せている昨今だが、いろんな意味での“心の準備”が常に必要とされているのだろう。

参考:「Express」ほか

文=仲田しんじ

場末の酒場の片隅を好む都会の孤独な思索者でフリーライター。
興味本位で考察と執筆の範囲を拡大中。
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