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仲田しんじ

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Science Alert」の記事より

3. 夢を覚えている人は脳活動が活発である

 前述したようにレム睡眠時には記憶や思考をつかさどる一部の脳の領域へのアクセスが遮断されているので、基本的に夢は記憶に残りにくい性質がある。夢を見ることはほとんどないと自己申告する人もいるが、実際にはそんなことはなく、性分として夢を見る必要性を感じていないため見てもすぐに忘れてしまっているということだ。

 その意味で夢をよく見るという人は、夢を見るのか好きであったり楽しみであったりする傾向があるとも言えるのだが、見た夢をけっこうよく覚えている人は、短期記憶の保持に関わる脳活動が活発であることを指摘する研究もある。


4. 何のために夢を見るのか?
 
 我々はいったい何のために夢を見ているのか? 進化論からのアプローチでは、夢はサバイバルのための“イメージトレーニング”であると説明されている。我々は夢の中でさまざまなシナリオを想定して、状況の変化にどう対応したらよいのか、いわば予行演習を毎回行っていると考えられるのだ。追いかけられたり襲われたり、あるいは災害に直面したりする夢が多いのもこのためであるという。

 一方で夢は知的生産性やクリエイティビティに関わっているとする仮説もある。故ジョン・レノン氏は夢の中で楽曲のメロディを思いついていたといわれ、また19世紀のロシアの化学者、ドミトリ・メンデレーエフは夢の中ですべての元素が原子量の順に並んだ表を見て起床後にそれを思い出して書き写し、改良を加えて元素の周期律表を作成したという逸話も残されている。

 これまでの実験でレム睡眠を含む昼寝をとった後にクリエイティビティの度合いを測定するテストを受けると成績が良くなることが報告されている。

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