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Washington Post」の記事より

5. 夢の内容は何を意味しているのか?

 精神分析学の始祖、ジークムント・フロイトの『夢判断』はあまりにも有名だが、夢の内容からその本人の秘めた欲望や懸念を探るというアイディアは今日でも基本的には支持されている。

 これまでの数多くの研究が、夢は起きている間に体験したことをマッピングして検証作業を進めている状態であると指摘している。具体的に夢の中のどのような要素がその当人の期待や懸念を反映しているのかについては人それぞれということにはなるのだが、詳細に検分すれば有意義な発見がもたらされ、セラピー効果と“気づき”という一石二鳥の成果が得られることを英・スウォンジー大学のマーク・ブラグローブ教授は指摘している


6. 夢に男女の違いはあるのか?

 ある分析によれば、女性が見る夢の中には男性も女性も同じくらいの割合で登場するのだが、男性が見る夢に登場するのは大半が男性であるという。思い当たるフシがあるだろうか。

 カナダ・オタワ大学のクリスティナ・ウォン氏が数年前に発表したコンピュータプログラムは、夢の内容から性別を75%の確率で判断できるという興味深いものであったのだが、解析を通じて男女の典型的な夢の内容が浮かび上がってきている。それによれば男性の夢はほかの男性と闘っている内容が多く、一方で女性の夢はさまざまな人々と親交や友情を深めている内容が大半であるということだ。したがっておおむね夢には男女差があるといえそうだが、生物学的にというよりも文化的背景によるものである可能性が濃厚だ。

 まだまだ夢についての謎は多いが、サイエンスによって徐々にわかってきたのは夢は我々が考えている以上に重要で示唆に富んでいるということだ。今度気になる夢を見た時にはその内容を振り返って自分なりに分析してみてもよさそうだ。
(文=仲田しんじ)


参考:「Science Alert」、「Washington Post」、ほか

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