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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 交通マナーの悪い中国では、青信号であってもクルマやバイクにひかれるリスクが高く注意が必要だが、“災い”が襲ってくるのは前後左右からだけではない。中国で最近、空からの危険な落下物が相次いでいるのだ。

 ネット上では、湖南省長沙市のマンション「頤和家園」の401号室に住む女性・黎さんが投稿した動画が話題になっている。

 動画は自宅の寝室を撮影したもので、窓からは向かい側の建物がよく見える。特に変わった様子はないように見えるが、カメラが窓に寄っていくと異変に気付かされる。なんと、そこにあるべきはずの窓ガラスが、きれいさっぱりなくなっているのだ。

 黎さんによると、3日午後、突然暴風雨が発生した。窓は全て閉めていたが、ベランダに洗濯物を干していたことを思い出し、取り込もうと寝室に入ると、窓ガラスが音を立てて震えていた。窓の鍵を開けようと手を伸ばした瞬間、巨大な音とともに窓ガラスが割れたのだという。


外から見ると、まるで爆発でもあったかのようだ
 黎さんは驚いてすぐに踵(きびす)を返し、子どもに事情を説明していると、「ドン」という大きな音が聞こえた。20分後に風がやんだので寝室に戻るとタンスが倒れ、窓ガラスは完全に抜け落ちていたのだった。

 幸い人的被害はなかったものの、駐車中のクルマにガラスの破片が当たり、傷がついたという。この日、被害に遭ったのは黎さん宅だけでなく、1601号室も同様だったという。原因は管理会社が調査中だが、手抜き工事による「おから建築」の疑いが強い。

 一方、「深セン新聞網」(4月9日付)などによると、広東省深セン市竜崗区では、25階建ての建物から長さ70センチのステンレスパイプが落下し、4歳の女児を直撃する事故が起きた。4日、徐さん一家は「玉嶺花園」A1棟の1階にあるスーパーで買い物をし、夫婦が会計をしている間、4歳の娘は入り口付近で遊んでいた。すると、突然パイプが落下してきて頭を直撃。頭から服に至るまで血だらけになり、流血が止まらない。徐さんが警察に通報すると、娘はすぐに病院へと搬送された。頭の傷口は5センチに達し、10針も縫う大ケガだったという。


深セン市では70センチのステンレスパイプが女児の頭を直撃した

10針も縫う大ケガだった
 住民によると、玉嶺花園ではものの落下が日常茶飯事で、靴や包丁などが投げ捨てられたこともあるという。ステンレスパイプも、住民の誰かが投げ捨てた可能性が高いといわれている。

 中国で町歩きをする際は、頭上にも気をつけなければならないようだ。
(文=中山介石)

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