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画像は、「YouTube」より

 台湾新北市の林口区で今月14日、バスから転がり落ちた男性が骨折する事故が起きた。リンさん(22)が運賃を支払おうとしている時、運転手がドアを閉じ忘れたままバスを出発させたため、リンさんはよろめいて車外へ転落。事故の映像には、路上に倒れたリンさんをバスが轢く瞬間まで収められている。現地紙「Taiwan English News」によると、リンさんの左足はバスの右前輪に押しつぶされ、重傷だという。その後、リンさんは病院に搬送され、救急医療処置を受けた。幸いにも命に別状はないとのことだ。

 このように、バスのドアが絡んだ悲惨な事故は世界中で起こっている。その中でも恐ろしいのは、やはり走行中にドアが開くことだろう。ブラジル・サンパウロ東部で今月4日に発生した事故の瞬間をYouTubeから紹介しよう。

 画面奥から走ってくる1台のバス。手前にあるバス停では、数人がその到着を待っていたようだ。ところが、ここで信じられないような事態が発生する。なんと、停車前にもかかわらずバスのドアが突如として開いたのだ。そして車内から、子どもとその母親が投げ出された。子どもはすぐに立ち上がると、歩道に横たわる母親に駆け寄る。アスファルトに叩きつけられた衝撃で、母親は動けないようだ。すぐにバスが急停車して、中から乗客が降りてくる。バス停で待っていた人たちも一緒になって母親を救出しようとしているところで映像は終了。この後、母子がどうなったのか、詳細は明らかになっていない。

 走行中のバスから投げ出されるものは乗客だけに限らない。名古屋市南区丹後通の名古屋高速大高線の上り線で今年1月、走行中の観光バスから10個のスーツケースが道路上に落下したニュースも記憶に新しい。この事故は、座席下の収納スペースのドアが開いたことが原因だった。運転手や乗車していた中国人観光客らがすぐに降車し、荷物を拾ったことで事なきを得たというが、一歩間違えれば大惨事にもつながりかねない事態だろう。高速道路にバラ撒かれた障害物に車が衝突したり、道路に降りた乗客らを車が撥ねるような事態も考えられるからだ。警察は事態を重く見て、道路交通法違反の疑いも視野に入れながら調査を進めているという。

 名古屋市の事故を映した動画が拡散されると、ネット上には「マリオカートみたい」と茶化す雰囲気が広がった。しかし、これはゲームの世界でのハプニングではなく、現実世界での事故である。損害が発生しなかったからといって、笑いごとで済まされるわけがない。バスの運転手には、人命を預かっているという自覚を決して忘れず、今後は同様の事故を起こさないでもらいたいものだ。
(文=標葉実則)

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