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【日本奇習紀行シリーズ】 東北地方

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画像は「Thinkstock」より引用

 今でこそ日本にもその存在が定着し、都心部などの繁華街は、思い思いの仮装に身を包んだ若者たちでごった返すハロウィン。本場アメリカで制作されたハリウッド映画やドラマなどでは、子供たちが近隣の家々を回り、「トリック・オア・トリート!」と言いながらお菓子を集めて練り歩くシーンがしばしば登場するが、実はこうした子供たちが中心となるお祭りの類は、我々の住むこの日本にも少なからず存在しており、そうしたものの中には、当の子供たちからすると、“歓迎できない内容”のものも含まれているようだ。


「このあたりじゃ、昔は立春を迎える頃にね、男の子たちだけが参加する祭りがあって。でもその内容があまりに酷いものだから、もう何十年も前になくなってしまったよ」


 かつて東北地方のとある地域にのみ存在していたという、その“奇妙な子供祭り”についてそう振り返るのは、当地で生まれ育ち、自身も幼き日にこの祭りに参加していたという、青木仁さん(仮名・67)。青木さんの話によると、その“奇妙な子供祭り”においては、俄かに信じ難い行為を、村の少年たちがさせられていたのだという。


「近所の家を訪ねまわって、餅だの小銭だのといったお土産をもらえるという点では、ハロウィンっていうんですか? ああいう外国のお祭りに似ているとは思うんですけれどもね。問題はその時の格好なんです。上は白装束、下は裸。そう、下半身は丸出しです。ですから、小さい子供はまだしも、年頃になってくると、本当に恥ずかしいんですよ」

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