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画像は「Thinkstock」より引用

 もともと、魚介類を買い付ける多くの女性行商人で賑わっていたという当地。しかし中丸さんの言うように、彼女たちの大半は正式なライセンスを持っていなかったため、我々一般人がそうであるように、今で言うところの場外市場のような場所で仕入れを行うことが大半であったという。しかし、当然のごとく、その方法では利幅が小さくなってしまうため、彼女たち行商人の中には、“特殊な方法”で自ら直接セリに参加していた者も存在していたのだという。


「そう、そういう女たちの中にはね、直接セリに入れる業者の元締めなんかに体を許してさ、それと引き換えに、自分でセリに参加できるようにしてたのもいてね。そりゃあ、いつもと違う人間がね、セリにいればさ、みんな気づくよ? けれどもね、このあたりじゃ、そういうのをいちいち指摘するのは無粋なことだっていう空気があったものだから、みんな見て見ぬフリを決め込むことになってたの。私なんかもね、今でも思い出すよ。べっぴんの後家さんがね、男たちに混ざってセリに参加してたのをさ。そういう姿を見るたびにね、“ああ、あそこの旦那に抱かれたんだなぁ”、“あの奥さんはどんな具合なんだろうなぁ”だなんて思って、妙に悔しくなったりしてね(苦笑)」


 自身の肉体と引き換えに、直接セリへと参加する権利を得て、結果、セオリーに基づいた商売と比べ、いくばくか多くの利益を得ることに成功していたという、その女性たち。傍目に見れば「賢い手段」と思われがちではあるものの、中丸さんの話によれば、彼女たちの大半は、今で言うところのシングルマザーであったという。そうした意味で言えば、彼女たちの胸中を推し測ると、なんともやりきれないものがあるのも事実である。
(取材・文/戸叶和男)


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コメント

2:匿名2018年5月 6日 12:36 | 返信

この奇習シリーズって証言者がみんな同じ口調だよな

1:匿名2018年5月 5日 23:51 | 返信

エロ同人以下の低級ポルノ

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