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 4月18日、世界最大のポルノ動画配信サイトの1つである「Pornhub」は、コンテンツ視聴料金の支払いに、仮想通貨「Verge (XVG)」での決済方法を導入すると自社HPで発表した――。


■大手ポルノ動画サイト「Pornhub」が仮想通貨に対応

 事の真偽を確かめるために、Pornhubが発表したというアドレスにアクセスすると、こんなメッセージが表示された。「ついに未来の世界が当サイトにもやって来ました!…(中略)…ヴァージを使い、技術革新とともに歩むPornhub。あなたもプレミアム会員登録をしましょう」……なんじゃこりゃ!? まるで意識高い系のIT企業みたいな謳い文句ではないか。

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画像は「Pornhub仮想通貨告知ページより」

 メッセージに表示されている「ヴァージ(Verge)」とは仮想通貨の一種だが、このヴァージがかなりキテいる。なんと、昨年1年間で価格が1万倍に“大躍進”している仮想通貨なのだ。金融関係者によると、ヴァージの人気の理由は、取引する際の匿名性と安全性の高さにあるという。なるほど、ヴァージはアダルトサイトにはもってこいの通貨だといえよう。


Pornhub and Verge Cryptocurrency - The Future has Cum from Pornhub TV on Vimeo.

トップページに掲載されている「Verge」推奨動画

 ヴァージが使えるプレミアムコースでは、ハイビジョン映像を楽しめる。ただ、ヴァージを使えるのは、現状では1回の視聴ごとの都度課金というケースに限定している。月額コースを対象外としたのは、おそらく、仮想通貨に対して不安視する世間の声を配慮しているか、価格のアップダウンが激しい仮想通貨市場を考慮しているか、またはその両方が理由なのだろう。

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 「Futurism」の記事より

 仮想通貨に手を出す人があまり多くない日本では、サイト料金を仮想通貨で支払うことに対して、ピンとこない人も多いだろう。そのような場合は、現金を例として「そもそも通貨って?」という基本的なことを考えてみると良い。

 そもそも通貨は、どのエリアで金銭のやり取りをするのかによって決まる。日本では円が、アメリカではドルが流通する、というふうに。これと同じ理屈で、ポルノサイトは「どのエリア」に該当するかというと、インターネットがそのエリアとなる。

 つまり、ポルノサイトというエリアは、ネットという仮想空間だ。だから、仮想空間に適した金は、仮想通貨がふさわしいという理屈が成立する。ネット娯楽を仮想通貨で決済するという発想は、「ふさわしいエリアで、ふさわしいタイプの通貨を使おう」というオーソドックス論から全くそれておらず、しかも現代のトレンドをしっかり押さえている。オーソドックスと最先端の融合が、Pornhub社の目指すところなのだ。

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