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画像は「Daily Mail」より引用

 論文執筆者の一人であるウェスタン・オーストラリア大学の研究フェロー、パスカル・エルアヒ氏はそう語っている。だが、ここで逆説的な疑問が浮かんでくる。我々の宇宙が特別にウルトラファインチューニングされていないどころか、むしろダークエネルギーの量が必要以上に少ないのは何故だろうか? 

 この疑問に対し、ダラム大学のリチャード・バウアー教授は、「我々の宇宙の奇妙な性質を説明するためには、新たな物理法則の発見に乗り出すべきだと考えます」と答えている。だが、マルチバース宇宙論や人間原理の観点に立てば、これはむしろ奇妙でもなんでもないことだと言えるだろう。単純に我々の宇宙はそれほどうまく調整されていない宇宙であると考えればよいのだ。

 生命が発生できないレベルの過酷な宇宙を1点、あらゆるところで知的生命体が発生しているウルトラファインチューニング宇宙を100点とした場合、多くの宇宙は40点~60点ぐらいにおさまるのではないだろうか? 我々の宇宙もその範囲内におさまる中の下ぐらいの宇宙なのだろう。

 さて、今回の研究から、並行宇宙に人類以外の知的生命体がいることは理論的にはほぼ間違いないことが証明された。しかし、残念なことに、宇宙の地平線を越えて彼らに会いに行くことは絶望的に不可能である。可能性があるとしたら、宇宙間を行き来できるほどの超高度な技術を持った並行宇宙人が、無数にある宇宙の中から、さして出来のよくない我々の宇宙に気まぐれに訪れ、無数にある天の川銀河の星の中から、奇跡的にもこの地球にやって来た時ぐらいだろう……。
(編集部)


参考:「Live Science」、ほか

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