「相手がハッキリOKしないセックスは全部レイプ。拒絶していなくてもレイプ」スウェーデン新法案が可決!
とはいえ、合意の証拠を取っておかなければ、明確な合意の合図があったとしても、後からそれを反故にされる危険もある。相手が合意の意思はなかったと言えば、それを反証することは記録を残しておかなければほぼ不可能だろう。
ちなみに日本では、刑法第177条「強制性交等罪」が強姦罪(レイプ)に相当し、心神喪失、抵抗や拒絶が不能の者に対し、暴行又は脅迫を用いず同様の行為を行った場合は、「強制性交等罪」となる。
「十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする」(刑法第177条「強制性交等罪」)
このように日本の刑法には合意の形式が明記されておらず、「性行為に至る経緯を詳細に調査しないと、合意の有無を判断することは難しい」(Wikipedia)という。たとえば、一緒にホテルに入ったり、相手が無言で頷いた場合は合意と見なせるのか、といった問題があるだろう。その点、スウェーデンで可決された新法案では、合意の形式を明確に規定しているため、その証拠を取っておけば、判断は容易になるはずだ。
一方、相手がいかに性行為に同意をしているように見えても、先述したアプリなどを使い、しっかりとした証拠を残しておかなければ、簡単にレイプ犯になってしまう危険性もある。そんな危険を冒すぐらいならば、人間とのセックスは敬遠したいと思う人が現れてもおかしくないだろう。スペインやフランスでラブドール売春宿がオープンし、話題になったが、今後もしかしたら、ラブドールとのセックスがリスク管理の意味でもトレンドになっていくかもしれない。
(編集部)
参考:「The Guardian」、「Daily Mail」、ほか
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