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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 粉ミルクのメラミン混入事件など、乳幼児向け商品の安全性に不安がある中国で、またも不祥事が起きた。今度は口に入れるものではなく、紙おむつだ。

「東網」(5月23日付)などによると、広東省中山市に住む梁さんが子どものおむつを替えようと新しいおむつを取り出すと、中心部に黒い点のようなものがついていることに気づいた。よくよく見てみると、それは動いており、虫であることが判明。袋に入っているほかの未使用のおむつも見ると、やはりそれぞれ数匹の虫がうごめいていた。

 そのおむつは米P&Gの「パンパース」で、製造年月日は2018年3月25日と表示されている。梁さんは5月に開封して使用を開始したので、子どもがすでに虫入りおむつを着けていた可能性もある。

 実は3月にも、同様のことがあった。しかし、その時は子どものおなかの中からぎょう虫が出てきたのかと思い、薬を飲ませて済ませたという。

 メーカーのカスタマーセンターに電話をかけると、担当者は「すべての商品において出荷時に厳格な検査をしているし、120度の高温下で紙を巻き上げたりかくはんする製造工程があるので、おむつ内に虫が混入することは考えにくい」と返答。「ただし、消費者の手に渡るまでには卸業者、物流、保管倉庫といった流通を経るため、外部で虫が混入したのであれば、メーカーとしてはどうしようもない」という。

 その後、梁さんがおむつの画像をSNSにアップしたところ、あるネット民が「穀物につく螟蛾(メイガ)の幼虫では?」と指摘。梁さんは現物をメーカーに提出し、正式な回答を待っているという。

 おむつへの虫の混入は、全国各地で起きているようだ。昨年12月には、浙江電視台民生チャンネルのニュースで、ユニ・チャームの「ムーニー」に虫が混入していたことが報じられた。外資企業に対するネガティブキャンペーンと取れなくもないが、中国のずさんな管理を考えると、流通や保管の過程で混入しても、なんら不思議でない。国内では安全性を担保できないとなると、今後、日本でのおむつ買い占めが、さらに増えるかもしれない。

(文=中山介石)

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