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【日本奇習紀行シリーズ】 日本海側

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画像は「Thinkstock」より引用

 現在でも、日本各地に点在する温泉場などでは、地元の人々しか知らないような“秘湯”が存在し、近隣に暮らす人々にとっての社交場として機能しているが、今よりも「もっとおおらかな時代」においては、それこそ、老若男女問わず、すべての人々を対象とした“裸のつきあい”が行われていたのだという。


「うーん、ここいらで育った私みたいな人間にとっちゃ、それが当たり前のことなもんだからね、取り立てて話すような内容でもないのだけれども」


 自身が暮らす日本海側のとある地域で、古くから「当たり前のこと」として捉えられているという混浴の習慣についてそう語りはじめたのは、その幼き頃から、こうした習慣に慣れ親しんでいるという、元林業・河原崎源三さん(仮名・80)。河原崎さんの話によると、今でこそ利用者は少なくなっているというものの、古くから続く慣習により、当地の共同浴場では、現在もなお、男女混浴の状態が続いているという。


「嘘だと思うなら、そこいらの連中に聞いてごらんよ。みんな“そうだ”って言うから。もっとも、今でも入ってるのはじいさんやばあさんばかりなんだけどもな(苦笑)。そりゃあ、昔はね、子供から大人まで、みんなで一緒に入ったものだよ。っていうのもね、昔、このあたりじゃ村中総出で炭焼きをしていたものでね。それこそ、子供から年寄りまで、みんながみんな、体中を煤だらけにして働いていたもんだよ。それで、一日の作業が終わるとね、みんなで一斉に風呂へ行くと。そういうのが当たり前のことだったんだよ」

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コメント

1:匿名2018年6月24日 23:59 | 返信

久々に見事な松野すすむワールド

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