• このエントリーをはてなブックマークに追加
  • コメント0

■ケロッピー前田もマイクロチップを埋め込んだ!

BDYHAX2018_MicroChip_03.jpg
画像は、ケロッピーがマイクロチップを埋め込んだ様子

――今回、ケロッピーさんもマイクロチップを埋め込んでましたね!

ケロッピー「僕が埋め込んだマイクロチップは、NFC(近距離無線通信)機能対応のスマホで読み取り可能なNFCチップ、データの書き換えもできます。俗にRFIDチップと呼ばれている旧タイプは専用の読み取り機が必要ですが、家の鍵などの個体認証には適しています」

――マイクロチップといえば、都市伝説ではトランスヒューマニズムという言葉で説明されていますね。

BDYHAX2018_MicroChip_01.jpg
ケロッピーが埋め込んだNFCチップ

ケロッピートランスヒューマニズムはテクノロジーで人間を改変しようという考え方のこと。その歴史は古く、信奉者たちはクローン技術やクライオニクス(人体の冷凍保存)などの法制化に挑んできました。もちろん、トランスヒューマニズムの信奉者がマイクロチップの埋め込みにも積極的であったり、ボディハッキングの実践者がトランスヒューマニズムを主張する場合もあるでしょう。今回の会議に関しては、ボディハッキングの実践やこれからの可能性についての議論がほとんどでした」

――埋め込んだマイクロチップは、あとから取り出すこともできるんですよね。

BDYHAX2018_MicroChip_02.jpg
ケロッピーがチップを埋め込んだ!

ケロッピー「簡単ですよ。皮膚に癒着しているわけではないので、切れ目を入れれば、枝豆みたいにポロリと」

――ボディハッキングをオススメしたい人っていますか?

ケロッピー「どうかな、これはまだ新しいジャンルだから。アドバイスとしては、イマジネーションが豊かな人が向いていると思います。いろいろなボディハッキングがあるけど、『何の役に立つのか』みたいなツッコミはあるじゃないですか。でも、世界的に実践者が急増している理由は、ほんの米粒程度のチップが入っているだけで、『私はサイボーグ』って言っちゃていいみたいなところがあって。それは、イマジネーションの問題だから。そして、マイクロチップをどう使うかは、自分のアイデア次第なわけ。イマジネーションが豊かな人じゃないと楽しめないでしょう」

――へえー、今後はどうなっていくでしょうね。

ケロッピーマイクロチップはもっと拡大するでしょう。今年の夏にはまた新しいタイプのものが登場するという情報もありますから」

BDYHAX2018_Angel_02.jpg
ハイテク義手の女優エンジェルもマイクロチップを埋め込んでいるAngel Giuffria @BDYHAX 2018

――それこそ、DARPAが本気で取り組んだらどうなんでしょうか?

ケロッピー「お金かけてやろうとするとうまくいかないかも。たとえば、マイクロチップに関しては、キャッシュレス化に対応する周辺機器がどんどん開発されていて、それらを転用しやすいんですよ。新しく何かを作るより、いまあるものをどう使うのかっていう知恵比べだから」

――それ、いい!

ケロッピー「そこが面白いところ。いいアイデアがあれば、誰にでも参画できる可能性が開かれています」

――確かにそうですね!

ケロッピー「とにかく、僕らの頭のなかの考え方をひっくり返せばいい。米粒くらいのチップを埋め込むだけで、僕らはもうサイボーグ時代の到来を経験しているわけだから」

――とにかく(笑)
(つづく)

【イベント情報】
●6月10日18:00~@新宿ROCK CAFE LOFT
「カウンターカルチャーを追う男・ケロッピー前田《音楽で紐解くカウンター》」
第一部 ケロッピー前田はこんな音楽を聴いてきた 
第二部 身体改造&ボディサスペンション写真作品スライドショー
http://www.loft-prj.co.jp/rockcafe/

●7月7日19:00~ “Topophilia” @Titanen Piercing Gallery Berlin
『トポフィリア』展(ベルリン・タイタン・ピアッシング・ギャラリー)
http://www.titanen-piercing.de

●7月12日-14日“After Fukushima” @HfG of Main
『アフターフクシマ』展(フランクフルト・HfG美術大学大講堂)
http://www.hfg-offenbach.de/en#feature_and_news

●7月15日-20日 ボディサスペンション世界大会『SUSCON』(ノルウェー・オスロ)
https://wingsofdesire.org


■ケロッピー前田(けろっぴー・まえだ)

kerropimaeda.jpg

1965年、東京生まれ。千葉大学工学部卒、白夜書房(コアマガジン)を経てフリーランスに。世界のアンダーグラウンドカルチャーを現場レポート、若者向けカルチャー誌『ブブカ』『バースト』『タトゥー・バースト』(ともに白夜書房/コアマガジン)などで活躍し、海外の身体改造の最前線を日本に紹介してきた。近年は、ハッカー、現代アート、陰謀論などのジャンルにおいても海外情報収集能力を駆使した執筆を展開している。書著に、前田亮一『今を生き抜くための70年代オカルト』(光文社新書)や『クレイジートリップ』(三才ブックス)など。昨年は、TBS人気番組『クレイジージャーニー』でノルウェーのボディサスペンション世界大会を紹介し、過去の番組で反響の大きかった“極限の光景”ベスト10にて、第1位に選ばれている。
公式twitter:@keroppymaeda

コメントする

お名前
コメント
画像認証
※名前は空欄でもコメントできます。
※誹謗中傷、プライバシー侵害などの違法性の高いコメントは予告なしに削除・非表示にする場合がございます。