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日刊サイゾー

【日刊サイゾーより】

 6月12日、大阪府警は医師の処方箋が必要な医薬品などを違法に売買していた容疑で、留学生を含む中国人9人を逮捕したことを発表した。当サイトでも既報の通り、近年、日本の市販医薬品が中国で「神薬」としてネット上で高値で取引されており、それが処方薬にまで拡大した格好だ。これまで中国人が中国人相手に販売してきたため、警察も真相解明にかなりの時間がかかったものと思われる。

「中国新聞網」(6月13日付)など中国メディアでも、今回のニュースは大きく報じられた。現地の報道によれば、日本の処方薬は中国で正規輸入品の1.3~1.5倍の価格で転売されており、在日中国人の間では小遣い稼ぎとして、留学生などが事件の背後にいることが多いと伝えている。処方薬は在日外国人が所持している日本の健康保険証などを使い、医師や薬剤師の許可が必要な処方薬を安く手に入れ、それを転売するという仕組み。中国版LINE「WeChat」上で転売が行われていることが多く、筆者が調べてみたところ、在日中国人が多く集まるSNSのグループチャットで、「日本の緊急避妊薬あります」「処方箋の必要ながん治療薬・イレッサあります」などといった文言が飛び交っていた。

 投稿者たちは写真付きで医薬品のパッケージを公開し、在庫の多さをアピールしており、組織ぐるみで処方薬を不正に取得していたことがうかがえる。中国メディアの報道によれば、処方薬は日本で定められている薬価の2~5倍の価格で売られていたというが、保険証を使って入手していたとなれば、薬価は3割負担となるので、利幅はかなり大きいだろう。1万円の薬価の処方薬だとすれば、保険証を使えば3,000円で手に入り、それを最大5万円で転売できる計算になる。


高騰する日本の医療費は、処方薬の違法転売も影響しているのかもしれない
 日本人がまったく知らないところで、こういった行為が平然と行われているわけだが、今回の事件も氷山の一角だと言わざるを得ないだろう。一方、処方薬の転売だけでなく、在日中国人の間では新たな商売が行われているという。

「在日中国人コミュニティの中では最近、プチ整形を施術する広告や宣伝が大量に流れています。実際に調べてみると、プチ整形はマンションの一室で行われていることが多いようで、施術者の多くは韓国でプチ整形の技術をわずか1週間ほど学んだのち、日本で開業しているというのです。二重手術や目頭切開、リフトアップ、シワ取りなどを5~10万円ほどで行っています。医師免許を持たない中国人が、日本のマンションの一室でメスを握り整形手術を行っているわけですから、警察や行政はただちに実態調査を行うべきだと思います」(在日中国人犯罪に詳しいルポライター)

 こうした商売は中国人コミュニティの中だけで完結してしまうため、事件の捜査や解明が難しいのだが、決して野放しにしてはいけない。

(文=青山大樹)

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