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 2006年5月、FBIは未成年者との性行為を狂ったように推奨したカルトリーダー、ウォーレン・ジェフスを「FBI10大最重要指名手配」。アメリカ西部に複数存在する一夫多妻主義者セクトの一つ、末日聖徒イエス・キリスト原理主義教会(FLDS)というカルトの指導者であり、未成年の子供たちとの性行為を推奨、自らも少女に性的暴行した容疑者ウォーレンを、FBIが徹底的に追うこととなった。

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ウォーレン・ジェフス。画像は「Biography」より引用

■宗教を悪用した男 

 もともとキリスト教は、発祥時、複数の神々を同時に崇拝する古代ローマ帝国から「カルト」という目で見られていた。「水の上を歩くことができ」「死から蘇った」カリスマ的リーダー、イエス・キリストの存在を、古代ローマの人々はうさんくさいという目で見たからだ。キリスト教と共に世界三大宗教である仏教とイスラム教も、最初はカルト視されていた。

 しかし、非暴力的で平和を説くこれらの宗教は世界中の人々の心に平安をもたらし、数百年かけてカルトではなく立派な宗教だと認められるようになった。実際、宗教のほとんどは悪いものではない。

 ただし、世間から認められたこれらの宗教と枝分かれしたとする新興宗教のリーダーという立場に上りつめた者の中には、まれにその立場と権力を利用し凶悪犯罪に手を染める者がいる。ウォーレンはまさにそんな男だった。

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