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画像は「Thinkstock」より引用

 そもそも、ただでさえ多感な年頃の少年たちに、少女のような格好や化粧をさせているというだけでも、当の少年たちからすれば甚だ迷惑な話でしかないが、挙げ句、その尻をむき出しにされて、“肛門への異物挿入”までやられたのでは、タマったものではない。だが、その“羞恥にまみれた儀式”は、ここからが本番なのだという。


「尻穴にね、『ちょろぎ』を押し込んだらね、それが飛び出しそうになるのを堪えつつね、今度は、祭りの時に神楽なんかをやる境内の舞台に一人ずつ立たされるの。するとさ、村の人間たちが見守る中で、下半身むき出しの状態で股を開かされて……そうそう、ちょっと腰を浮かせる感じでね。そこが上手くいくコツらしいんだけれども、とにかくだよ、みんなが見てる前で、さっき尻穴に入れた「ちょろぎ」をね、ポーンと飛ばすっていうわけ。するとね、舞台の上から飛び出して、村の連中が見てるところへと落ちていくでしょ?それをね、みんなで有難がって受け取るっていう。要はね、それを次から次にやっていくっていう風習なのよ」


 昭和期にあった見世物小屋や、場末のストリップ劇場で行われていたような“特殊芸”を、本人の意思に関係なく、大人たちによって“強引”に披露させられるという、当地の少年たち。そもそもなぜ、このような不可解極まりない風習が生まれたというのか。


「そもそもね、『ちょろぎ』ってのは、漢字だと『長老喜』や『長老木』って書くくらいで、昔から不老長寿を願う上での縁起物だっていうし、尻穴っていうのは、昔から「菊門」だなんて言うでしょ。『菊』ってのは、昔はね、『喜(キ)』『久(ク)』ってアテたぐらいで、これまた縁起物なんだよ。だからこういう儀式が生まれたんじゃなかろうか、って、私なんかは考えてるんだけどもね……。まー、難しいことはわからないよ、だってあんな馬鹿馬鹿しい風習、ちゃんと研究する人間なんていやしないもの(笑)」


 その由来について、自身の推測を交えて語る納谷さんではあるが、現代の我々からすると、一体何が「だから」なのかも理解できないのが正直なところ。しかし洋の東西を問わず、また、時代の今昔に関わらず、いにしえの世に生きる人々によって生み出され、後世まで受け継がれていく風習や儀式の類というものは、得てして、こうした要素を持ったものなのかもしれない。
(取材・文/戸叶和男)


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コメント

1:家処分て、お前って賃貸じゃんw2018年7月 8日 21:12 | 返信

けつでかさん

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