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撮影=酒井透

 東京都杉並区にある中央本線画廊で、「素っ頓狂」な現代美術展が行われている。建物のファサードにあるのは、コンビニのセブンイレブンの“看板”だ。その真下を見ると、“立て看板”がある。そして、入口横の壁には、“商品写真”なども貼られている。この展示を行っているのは、現代美術家のトモトシさんで、『tttv』というタイトルがつけられている。

 先日、筆者はこの美術展に足を運んだ。すると、“セブンイレブン”の前で足を止めている人たちが目に入った。それも何人もいる。彼らは、スマホを手にして写真や映像を撮っている。その中には、“店内”を「チョロっと」覗き込んでいる男性もいる。彼らの背中からは、「どうしていいか分からない」といった感じが見てとれる。

「画廊のファサードに展示してあるのは、《セブンイレブンで、セブンイレブンを買う》という作品です。“画廊の建物 ファサードにセブンイレブンの装飾を移植するという”というコンセプトです。セブンイレブンの看板などをスマホで撮影して、その画像をお店のコピー機でネットプリントしました。テープなどの文房具もお店で買いました」(トモトシさん)
 
 同画廊の入口を入ったところに置かれているモニターには、この作品の制作過程をスマホで撮って編集した作品が映し出されている。それを観ると、実際にトモトシさんがセブンイレブンでネットプリントをして、文房具などを買っているのが分かる。

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