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画像は、「The Express Tribune」より

 パキスタン最大の都市カラチにあるアスカリ遊園地で今月12日夜、アトラクションが崩壊する事故が起こり、12歳の少女カシャフ・デュークタルさんが死亡、他の乗客25人が負傷した。

 事故の目撃者であるアスラムさんは、「(アトラクションは)地面から約40フィート(約12メートル)の高さから落下しました。大騒ぎになって、人々はあちこち走り回っていました」と話す。そして、遊園地の経営者が突然現場から姿を消したことも明かした。

 事故の瞬間を映した動画が海外の動画共有サイト「Liveleak」などで公開されている。夜空に高く昇っていくゴンドラが突然、ガタガタッと異音を立てたかと思うと、落下。周囲には人々の叫び声が響き渡った。動画からは事故の様子を詳しく知ることはできないが、この瞬間に未来ある少女の命が失われたことは紛れもない事実だ。

 カラチ中央刑務所の近くにある30エーカー(約12万平方メートル)の公園は、かつて野菜や果物を売る行商人であふれていた。しかし、現在はアスカリ遊園地が建設され、イスラム教の祝日である「イド・アル=フィトル」の初日に開園したばかりだった。

 開園の2日前、遊園地の経営者シャフカトー・ジャフリーさんは、(事故を起こした)アトラクションが中国からの輸入品だと語っている。パキスタンにはアトラクションを規制する法律が存在しないため、当局の役人が遊園地を訪れることはなく、安全確認もなされなかった。その一方、国際標準化機構(ISO)のチームが、数日のうちに遊園地の調査に入る予定だったという。

 事故発生後、行政チームと警察が調査に入っているため、現在アスカリ遊園地は閉鎖中である。負傷者は国立病院に搬送され、治療費は政府が負担する方針だという。また、事故から3日間はパキスタン全土の遊園地が閉鎖され、アトラクションの点検が行われた。

 死亡したカシャフさんの母親は「お金が人命よりも大切にされる遊園地は閉鎖されるべきです」と述べてアスカリ遊園地を非難する。6人兄弟の長女であり、目に入れても痛くないほどの愛娘だったカシャフさんを失った両親の悲しみは計り知れない。

 中国製アトラクションの欠陥とパキスタン国内の法制度の不備が重なって、1人の少女が犠牲となった。今回の事件を教訓にして、パキスタンで遊園地の運営が根本的に改善されることを願いたい。
(文=標葉実則)

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コメント

2:匿名2018年7月23日 21:25 | 返信

インド「チャーンス♪」

1:匿名2018年7月22日 18:56 | 返信

安物買いの銭失い どころか 命まで失ったな
こういうモノは 少々高くても 
先進国のアトラクションを買えばいいのに


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