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怪談

 怖い話のチャンピオンを決めるOKOWAの全日程が先日終了した。

 怪談・実話・都市伝説・講談・落語……とにかく「恐い話」ならなんでもOK! さらに、プロ・アマも不問のガチバトル! YouTUbe番組「おちゅーんLive!」に出演中の事故物件住みます芸人・松原タニシが提唱する“おちゅーん発”の「恐い話のチャンピオン」を決めるタイトル、それが「OKOWA」!

 4月21日の前夜祭を皮切りに、東京と大阪の予選で勝ち残った6名と、シード枠10名を加えた合計16名で、最恐王者決定トーナメント「OKOWAチャンピオンシップ開幕戦/決勝戦」を行った。錚々たる出場者による熾烈なバトルを勝ち抜き、「OKOWA初代王者」の座についたのは、現役の住職でありながら怪談界最恐の一角を担う三木大雲に決定!

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初代王者・三木大雲
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初代王者・三木大雲

 今後は、三木大雲が持つチャンピオンベルトを賭けた防衛戦を始め、雪辱戦や新人発掘など様々な展開を予定しているという。

 そこで今回トカナは特別に、優勝者・三木大雲の怪談を掲載させてもらうことに成功。以下にご紹介しよう。


【ノック】三木大雲

ThinkstockPhotos-537212493.jpg

 これは、知り合いの男子大学生の話。

 彼は心霊スポットに行くのが趣味だが、その日は三木住職を誘ってきた。住職は「深夜にお化けが住んでいるところに行くのは失礼ですよ」と諭したが、結局彼は一人で心霊スポットへ出かけた。

 深夜1時過ぎに自宅に戻り、現場で撮った写真をチェック。それが彼にとって至福のひととき……

 すると、どこからか


 トントントン、トントントン


 とノックをするような音が聞こえる。「ん?」耳をすますが何も聞こえない。気のせいかと思い、写真チェックに戻る。

 そしてしばらくすると、また


 トントントン、トントントン


 よく聞くと、ベランダの方から音が聞こえる。でも、ここはアパートの3階。誰かがいるとは考えにくい。彼は怖くなったが、勇気を出してカーテンを開けてみた。

 しかし、窓は閉まっていて誰もいない。「やっぱり気のせいかな」と思い、カーテンを閉めた。

 心霊スポットの写真をチェックしていることも相まって、段々と怖くなり、パソコンの電源を入れて気を紛らわそうとする。ネットの生放送を流すと、同じように深夜に起きている人がいるという安心感があふれた。

 気を取り直して写真をチェックしていると、また


 トントントン、トントントン


 とノックの音がする。また耳を澄ませていると、また


 トントントン、トントントン


 しかし今度はベランダでなく、玄関から音がする。玄関なら本当に誰か来たのかもしれないと思い、玄関を開けるが誰もいない。さらに怖くなった彼は、玄関の鍵はもちろん、普段はかけないキーチェーンもかけた。

「もう今日はこのまま寝よう」と、寝間着に着替えもせず布団に潜り込もうとしたが、その時、パソコンの電源が切れていることに気づいた。

「誰が切ったのかな? 怖いな……」と思っていたら、今度はカーテンが揺れていることにも気づく。不思議に思った彼がカーテンを開けると、閉まっていたはずの窓が全開になっている。

 彼は慌てて窓を閉め、ベッドに戻る。布団を頭からかぶり、このまま朝を迎えようと決意する。

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