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■ジェファーソンが“火の玉”に言及した書簡が発見される可能性

 手紙からは奇怪な“火の玉”を目撃したときの彼らの興奮が伝わってくるようだ。そしてハンスフォード氏らは、これはぜひとも重要人物に伝えておかなければならないと、ジェファーソン前大統領へ向けて手紙を書き、見解を求めたのである。

 ハンスフォード氏はバーの切り盛りをするかたわら、大工や家具職人、さらにノーフォークとポーツマス地区の港の安全を守る港長でもあったという。一方、その友人のクラーク氏は、米海軍の退役軍人でボルチモア在住の船長であった。海難事故なのかどうかはわからないが、この手紙が書かれた3年後の1816年にクラーク氏は39歳の若さで亡くなっている。

 この手紙は2004年に、歴史文書プロジェクトを請け負うプリンストン大学出版局から発刊された『The Papers of Thomas Jefferson: Retirement Series Volume 6』の中に収録されており、「Monticello」のウェブサイトが2010年にオンラインで公開したところ、UFOファンの間でも注目を集めることになった。

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 「Monticello」のHPより

 未確認飛行物体やUFOという言葉がまだ存在しない1813年だが、このような空の怪奇現象がその当時目撃されていたことになる。同ウェブサイトによれば、ジェファーソンはこの手紙には返信をしていないということだ。したがってこの手紙を読んだジェファーソンが何を思ったのは今のところ知りようがない。

 しかし現在もプリンストン大学出版局によってジェファーソンが遺した書簡の編纂は続いており、計画では2026年に終了する予定であるという。ひょっとすると今後、ジェファーソンが“火の玉”に言及していた執筆物が発見される可能性もまだ残っている。関連する続報を気長に待ってみたい。
(文=仲田しんじ)


参考:「Express」、ほか

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