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画像は、「Дезинфо.нет」より

 女性の顔や身体に硫酸や塩酸などの強酸を浴びせて火傷を負わせる「アシッドアタック」が世界各地で頻発している。2014年2月12日、インド・ビジノール地方に住むアンシュ・ラージプートさんもアシッドアタックの被害に遭い、顔面が焼けただれてしまった女性の1人だ。事件から数年が経ち、今年で20歳になったアンシュさんは、ようやく自信を取り戻したという。

 豪紙「New Idea Magazine」によると、カフェで働いていた当時15歳のアンシュさんは、50代の男から結婚を迫られていたという。アンシュさんは男からの求婚を拒否したが、それが悪夢の始まりだった。

 ある夜、男はアンシュさんの家に忍び込むと、就寝中のアンシュさんの顔に強酸を浴びせたのだ。このアシッドアタックによって、アンシュさんは失明し、話したり食べることもできなくなり、顔全体に皮膚を移植しなければならなくなった。彼女は事件当時のことを次のように語る。

「私は12日間、痛みのあまり病院でずっと泣いていました。酸で瞼が焼けてしまったので、何も見ることができませんでした。それに、酸は口の中にも入ってしまったので、話すことさえできませんでした。私は、両親が泣きながら医師に(治療を)お願いしているのを聞くことしかできなかったんです」

 アンシュさんを襲撃した男は、事件発生の夜に逮捕された。後日アンシュさんは退院し、帰宅することができたが、見たり話したりできない状態が7カ月間続いたという。

「私が帰宅する前、両親は家の鏡をすべて撤去しました。私は、しばらく自分の顔が完全に焼けただれてしまったことさえ知りませんでした。しかし、ある日、グラスの水に映り込んだ自分の顔を見てしまったんです。歪んだその顔は、とても恐ろしいものでした。グラスを落として、恐怖のあまり叫んでしまいましたよ。人生の中で最も恐ろしい瞬間でした。私の夢はすべて壊れてしまい、自信も完全に失われました。自分の顔が完全に溶けていたことが信じられませんでした。私の顔には何もなかったんです」

 アンシュさんが通っていた学校は、事件後アンシュさんを退学させた。「焼けただれたアンシュさんの顔を他の学生を恐れるから」という理由だった。真実を知ったアンシュさんはひどく落ち込み、死ぬことまで考えた。当時のことをアンシュさんは「人生で最も苦しい時期でした」と振り返る。

 しかし、両親は我が子への愛情と生きることの大切さを伝えて、物事を前向きに考えるようアンシュさんを励まし続けた。そして、アシッドアタックの被害者たちの社会復帰を支援する団体「ストップ・アシッドアタック」を見つけて、彼女を参加させた。

「2015年に初めて(ストップ・アシッドアタックを)訪れたとき、私のような女性が他にもいることを知ってショックを受けました。でも、彼女たちは全員、私と違って自信を持って幸せな生活を送っていました。(このことを知って)すぐに、私の人生にもたくさんの可能性があることに気づきました。私は突然やる気になって、人生を新たにスタートする絶好の機会だと思いました。私の人生は、ここで完全に変わりました。尊厳を持って自分の人生を歩むという希望を得られたからです」

 理不尽なアシッドアタックは、アンシュさんの未来を奪い去ろうとした。しかし、アンシュさんはストップ・アシッドアタックとの出会いをきっかけに、新たな一歩を踏み出そうとしている。そんな彼女の姿は、アシッドアタック被害者たちの希望の光となるだろう。
(文=標葉実則)

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コメント

4:匿名2018年8月10日 05:37 | 返信

50才のジジイが 15才にストーカー
おまけにプロポーズって時点で イカレてる
あと 悪用されやすい強酸の 販売を規制しろ

3:匿名2018年8月10日 05:27 | 返信

ただセンセーショナルな写真をのせて昔の見世物小屋みたいな記事に腹が立ちます

2:匿名2018年8月10日 00:10 | 返信

インドは何でこんなにおかしい社会なんだろう
女性が本当に気の毒でならない…。
どうか彼女と両親に幸せが訪れますように

1:匿名2018年8月 9日 23:59 | 返信

振られた腹いせでこんなことされて、気の毒過ぎる…犯人は極刑にしてほしい。いい年こいて何をしてるんだ。許せない。彼女の幸せを心から祈ります。

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