奇習! 農作業の合間に“青姦”、帰宅途中に会ったイケメンと即SEX…! 「何もない村」の“おおらかで無秩序な性”の実態=中部地方
★『グランドジャンプ・プレミアム 11月号』(集英社)で「奇習」シリーズが待望の漫画化! 漫画家はなんと『不倫食堂』の山口譲司先生!! 知られざる昭和日本の奇習が“巻頭カラー”で究極のエロス爆発、絶賛発売中!!★
【日本奇習紀行シリーズ】 中部地方
「♪テレビも無エ ラジオも無エ自動車もそれほど走って無エ」というなんとも個性的な歌いだしからはじまる吉幾三のヒット曲『俺ら東京さ行ぐだ』(1984年)では、若者たちが漠然としたイメージとして思い浮かべる“都会の暮らし”を構成する要素がなにひとつない片田舎で生まれ育った若者の、その切なる思いが織り込まれているが、現在のように便利な世の中になるまでは、実際に吉が生まれ育った青森県の北津軽地方でなくとも、“地方”と呼ばれる多くの地域においては、似たり寄ったりといった状況であったのが実情だ。そうした地域のなかには、それこそ、「田舎だからこそ」といった感じの、ある意味、牧歌的とも言える習慣や、人々の日常が展開されていたということも、また事実である。
「いやあ、それこそね、ここいら、ひと昔前までは何もないとこでね。医者なんかだっておらんものだからさ、上の姉さんが盲腸になったときなんかは、それこそ大騒ぎして、遠くのお医者のとこへ診せにいったもんだよ(苦笑)」
中部地方のとある寒村の“ひと昔前”の状況について、そう語るのは、今なお当地で暮らす今北誉さん(仮名・81)。今北さんの話によると、いわゆる無医村の状態が久しく続いていたほどの僻地である同村では、そのあまりに極端な“僻地ぶり”から、それこそ誰の目も憚ることなく、性について開放的な風土が、自然発生的に生まれ、根ざすこととなったという。
「なにせね、よそから来る人っていうのが、まったくいないわけね、ここいらは(笑)。だから何をやっても所詮は“身内の話”っていう状態でね。だから、それこそ真っ昼間から、農作業の合間に、そこいらで交わるだなんてことも当たり前でさ。とにかく変に気を使わないで済むっていう場所なのよ」
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