『アリス・リデルにキスをされるルイス・キャロル』撮影=ルイス・キャロル

1898年1月14日は、全世界で愛され続ける児童文学の金字塔『不思議の国のアリス』の著者であるルイス・キャロルが死亡した日である。
生涯オクスフォード大クライスト・チャーチ・カレッジの数学教員として勤務し続けたチャールズ・ドジソンは、写真中央のアリス・リデルをモデルにしたといわれる幻想的児童文学『不思議の国のアリス』で空前のベストセラー作家となったが、その際のペンネームがルイス・キャロルであった。
その伝説的な人生にはしかし、もうひとつの影がついて回っている。それが小児性愛者だったという不名誉なレッテルである。現在のところ、その証拠となるものは何一つ残っていないが、遠い記憶の中で一度付いたイメージが拭われることもない。
ただ、優秀な写真家としても評価されているキャロルが撮影していた写真は、数枚を除いて処分されており、残っているものは少女たちのポートレートばかりである。
そしてキャロルの付けていた日記にも空白の、削除されたページがあり、そこにキャロルの“真実の物語”があったのではないかという議論が後を絶たないのである。
確かに、キャロルがアリスの姉のロリーナのヌードを撮影していたことは出てきた写真から考えて事実のようである。
だが、その真意が性的衝動のみにあったかは、この先も未来永劫わかるものではないであろう。

(画像は「artnet news」より使用。Public Domain)

1月14日の不幸

1年
準備中
1898年
【死去】ルイス・キャロル(Lewis Carroll)【小説家・写真家・数学者】懇意にしていた学寮長リデル家の娘、アリスをモデルにした全世界で愛され続ける児童文学の金字塔『不思議の国のアリス』の著者であり、生涯オクスフォード大クライスト・チャーチ・カレッジの数学教員として勤務し続けた人物。優秀な写真家としても評価されているが、撮影していた写真は、数枚を除いて処分されており、残っているものは少女たちのポートレートばかり。ギルフォードの姉、妹の家に滞在中にインフルエンザを悪化させて肺炎で死亡した。没年65歳。
1957年
【死去】ハンフリー・ボガート(Humphrey DeForest Bogart)【俳優/アメリカ】『マルタの鷹』『カサブランカ』等数多くの主演映画で人気を博した1940年〜1950年というハリウッド黄金期の大スター俳優。1951年の『アフリカの女王』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した。晩年は食道ガンと闘病し死去。没年57歳。
1978年
【解散】「ジョニー・ロットン脱退」1970年代後半に世界中を席巻しパンクムーブメントの顔的存在であったロック・バンド「セックス・ピストルズ」からリード・ボーカルのジョニー・ロットン(ジョー・ライドン)が脱退。事実上のバンド解散を迎えたが1996年に再結成をすることになる。
1978年
【急死】花森安治【編集者】1948年に創刊以来現在も刊行中の生活雑誌『暮らしの手帖』を、その表紙イラスト、レイアウト、文章と全面的に手がけた編集者。2016年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のモデルとしても知られている。晩年まで働き続け、心筋梗塞により自宅で急死した。没年66歳。
2011年
【死去】和田勉【演出家・テレビプロデューサー】NHK入社後、『天城越え』『阿修羅のごとく』等、主にドラマを手がけたディレクター、プロデューサー。NHKを定年退職後、独特のルックスと駄洒落を駆使しバラエティ番組等で活躍した。妻は世界的衣装デザイナーのワダ・エミ。2002年に大学の講師を務めた際の女子大生への猥褻行為で敗訴した事件も。晩年は神奈川県川崎市にある老人福祉施設で過ごし、食堂上皮ガンで死亡した。没年80歳。
2011年
【死去】細川俊之【俳優・声優】甘いマスクと低音の美声で活躍した昭和の二枚目俳優。その声を活かした活動も多く、ラジオ『ワールド・オブ・エレガンス』、アニメ『あしたのジョー』(劇場版)の力石徹役や、テレビゲーム『シーマン』を始めとした声優業でも活躍した。1995年頃から糖尿病を患い、その年に脳内出血で入院。2011年1月12日に自宅にて急性硬膜下血腫で死亡した。没年70歳。