『1961年に東ドイツで発行されたハンスとゾフィーのショル兄妹の記念切手』

1943年2月22日は、ハンス・ショルとゾフィー・ショルを中心とした非暴力の反ナチス・ドイツ運動「白バラ抵抗運動」のメンバーが反逆罪により死刑判決を受け、即日斬首で処刑された日である。
元々はヒトラーユーゲント(ヒトラー青年団)に魅せられていたというハンス・ショルは加入後の活動の中で強い違和感を覚え、脱退後にミュンヘン大学の学生で構成されていた「白いバラ」なる反ナチス運動組織を立ち上げ、1942年から翌年にかけてビラ捲きを続けた。その結果、ミュンヘン大学構内での活動中にナチス党員の大学職員ヤーコプ・シュミットにより拘束され、ショル兄妹はその場でゲシュタポに引き渡され、当日の裁判の結果、当日に斬首刑となったのである。その後も構成員は次々ととらえられ、その活動者はもちろん印刷業者にまでナチスの弾圧は及んでいたという。彼らのこの小さな運動が明るみに出たのは、後に音楽家として大成するカール・オルフも白いバラのメンバーの一人であったことを言及したためであった。
巨大なナチス帝国への学生たちの小さな抵抗運動は、第二次大戦を乗り越えた現在も、我々の中で生き続けているのである。

(写真はWikipedia White Roseより使用。Public Domain)

2月22日の不幸

1943年
【死刑】ハンス・ショル(Hans Scholl)【学生/ドイツ】妹のゾフィー・ショルを中心とした非暴力の反ナチス・ドイツ運動「白バラ抵抗運動」のメンバー。元々はヒトラーユーゲント(ヒトラー青年団)に魅せられていたが、加入後の活動の中で強い違和感を覚え、脱退後にミュンヘン大学の学生と「白いバラ」なる反ナチス運動組織を立ち上げ、ビラ捲きを続けた結果、ミュンヘン大学構内での活動中にナチス党員の大学職員ヤーコプ・シュミットにより拘束され、妹とともに当日の裁判の結果、当日に斬首刑となった。没年24歳。
1987年
【死去】アンディー・ウォーホル(Andy Warhol)【芸術家・画家/アメリカ】銀髪のカツラと黒縁メガネという風貌で知られ、キャンベルのスープのシルクスクリーンによるポップ・アート作品やロックバンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」のプロデュース等で20世紀の時代の寵児となった現代美術家。ニューヨークに構えたファクトリーから、ロックスターなど当時の先端カルチャーを担う交友関係を活かした活動を展開した。1987年2月21日に胆嚢手術を受け、翌22日に容態が急変し心臓発作で死亡した。没年58歳。
2003年
【自殺】イ・ウンジュ(Lee Eun-ju)【女優/大韓民国】映画『ブラザーフッド』の主演で一躍人気女優となったが、2005年2月にソウル市近郊の盆唐の自宅で首吊り自殺。たった24歳での悲劇であった。一説には過激な性描写を含む2004年10月公開の映画『スカーレットレター』を後悔しての自殺であったといわれ、所属の芸能事務所に出演を強制されていたともいわれている。
2005年
【早世】羽生未来【タレント】幼い頃からのフィリピン、アメリカでの生活期間を活かし、NHK教育『英語であそぼ』で国際派タレントとしてデビュー。バラエティ番組や報道番組『CNNヘッドライン』で活躍したが、2002年9月25日に脳腫瘍と診断がされ即入院。2003年7月には一時退院し現場復帰したが、2005年1月27日に肺ガンと診断され再入院。そのまま2月22日に死亡した。没年30歳。