『暗殺未遂事件寸前のレーガン第40代米大統領と、発砲直後の現場でマシンガンを構えるシークレット・サービス(写真大)』

1981年3月30日は、当時の現職アメリカ大統領、ロナルド・レーガンが暗殺未遂事件で被弾した日である。
この事件は人気女優、ジョディ・フォスターのストーカーとなったジョン・ヒンクリーが、彼女の興味を引こうがために起こした暗殺未遂事件であり、フォスターの出演映画『タクシー・ドライバー』の主人公にヒントを得て社会的注目を浴びるための行為として遂行された悲劇である。
フォスターへの電話を敢行する、フォスターの入学したイェール大学の聴講生になるなど、どうにかして接近を試み続けたヒンクリーは、その最後の手段として現職大統領の暗殺を考案。その前には前年射殺されたジョン・レノンの暗殺現場で彼の命日(12月8日)に自殺を試みるなど、もはや“なんでもいい状態”となっていた。そんなヒンクリーはジョン暗殺に使用されたものと同じモデルのローム RG-14 リボルバー22口径を購入。ワシントンD.C.のヒルトンホテルから出かけるレーガン大統領に向け6発の銃弾を発射。そのうちの一発は見事に米大統領の胸を捉え、彼の目論見は実現たかと思われた。しかし緊急の手術でレーガンは一命をとりとめ、すぐさま取り押さえられたヒックスは精神障害の判定で無罪となったが精神病棟に強制入院となり、フォスターには二度と会えないままとなっている(2016年に釈放)。
ちなみに1995年この日は、日本でも当時の警察庁長官・國松孝次が自宅前で狙撃されるという「警察庁長官狙撃事件」が発生した日である(オウム真理教による犯罪と疑われたが真相は未だ不明)。日米両国で要人の暗殺
未遂事件のあった日として記憶しておくべき日であろう。

(写真はWikipedia Attempted_assassination_of_Ronald_Reaganより使用。Public Domain)

3月30日の不幸

1934年
【自殺】エドワード・ルーカス・ホワイト(Edward Lucas White)【小説家・詩人/アメリカ合衆国】

数多くの歴史小説を出版したことで知られているが、自らのみた夢を元にした幻想ホラー小説 『House of Nightmare』『Lukundoo』の作者としてより多くの評価を得ている小説家。妻の死んだ7年後である1934年3月30日に自宅の浴室でガスを吸引して自殺。彼の遺作『Matrimony 』は妻への追想録であった。没年67歳。