『2006年に墜落したアルマビア航空967便のエアバスA320(機体記号EK-32009、1995年製造)と同じ機体』

5月3日は、6件の航空事故で7機の飛行機が墜落、合計244人の死者が出た日である。
ライト兄弟が飛行機を発明し有人飛行に成功したのが1903年、リンドバーグがパリ〜ニューヨーク間を単独無着陸飛行したのが1927年、つまり飛行機が実用化されてから現在まで、まだ100年程度しか経っていないが、確実に《航空事故が集中している日》というのは存在する。
そのひとつが5月3日で、6回も飛行機事故が記録されている。この統計は旅客機から貨物機、航空ショーまでをカウントしているので一概にはいえないとはいえ、6というこの数字を多いとみるか少ないとみるかは、判断の分かれるところだろう。
まず1928年の5月3日に日本初の純国産旅客機「中島飛行機試験飛行機」が墜落し乗員8人が焼死。
続いて1964年5月3日には富山県礪波市で開催されたイベントでセスナ機が低空飛行中に墜落し乗員3名が死亡。
さらに1985年5月3日にはアエロフロートの「ツポレフTu-134」とソ連空軍の「An-26輸送機」空中衝突しともに墜落。両機の乗員94名全員が死亡。
翌1986年5月3日にはエアランカ(現・スリランカ航空) 512便襲撃事件で乗客乗員148人中21人が爆死。
そして2005年5月3日には静岡県警察航空隊のヘリコプター「ふじ1号」がアパートの屋根に接触して墜落、乗員5人が死去。
最後に、2006年5月3日乗員乗客113人全員が死亡した「アルマビア航空967便墜落事故」がある。
5月3日といえばゴールデンウィークも真っ盛りであるが、この日に飛行機に乗ることは、可能ならば避けた方がいいのかもしれない。

(写真はWikipedia アルマビア航空967便墜落事故より)

5月3日の不幸

1616年
【死去】【怪死】ウィリアム・シェイクスピア【劇作家・詩人/イングランド王国(イギリス)】

『ハムレット』『マクベス』『オセロ』『リア王』の4大悲劇や『ロミオとジュリエット』『ヴェニスの商人』『夏の夜の夢』という名作群で知られるイギリスのみならず、世界でも最高の劇作家の一人。腐ったニシンから伝染した感染症で死亡したという。没年52歳。

1961年
【死去】柳宗悦【美術評論家・思想家】民芸運動を起こし日用品の価値観を変えた思想家。脳出血で72歳没。
1990年
1990年【死去】早野凡平【芸人】

「ホンジャマカホンジャマカ」という歌声にのせてナポレオンなどの形態模写をする芸でお茶の間に知られた大道芸人。転移性肺癌で没年50歳。葬式の香典返しにホンジャマカ帽子が配られた。ちなみに、本家ナポレオンは翌5月5日に死亡。

1990年
【死去】池波正太郎【小説家】日本を代表する歴史・時代小説の大家。代表作に『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』等。美食家としても知られ多くの著作を遺した。急性白血病で67歳没。
1991年
【自殺】ジャージ・コジンスキー(Jerzy Nikodem Kosiński)【小説家/ポーランド・アメリカ合衆国】

ポーランド出身で、少年期にナチスのホロコーストを避けて国外を放浪。辿り着いたアメリカで活動した。代表作は『異端の鳥』『異境』等。ニューヨーク市の自宅で睡眠薬のバルビツールを摂取し、ビニール袋を頭にかぶって窒息死。遺書が発見されたことで、自殺と断定された。盗作の疑いやゴーストライターの存在も囁かれたことと自殺の慣例性についても議論されている。没年57歳。

2007年
【死去】横山ノック【芸人・政治家】

上岡龍太郎(横山パンチ)、轟盛次(横山フック)と「漫画トリオ」を結成した漫才師。「パンパカパーン」「今週のハイライト」のフレーズでテレビの人気者に。1968年には参議院議員に当選し政界進出、1995年には大阪都知事にまで登り詰める。しかし選挙期間中のアルバイト女子大生への強制わいせつ事件で1999年に議員を辞職、有罪確定の末に芸能界からも追放となった。執行猶予期間満了後に芸能界に復帰するが、中喉頭ガンで75歳没。