『スペイン内戦を取材するロバート・キャパ』ゲルダ・タロー撮影

20世紀で最も有名と言われる戦場写真家のひとり、ロバート・キャパが地雷により爆死したのが1954年の5月25日。この写真は、彼の公私ともにパートナーであったゲルダ・タローによって撮影されたキャパの取材姿である。アンドレ・フリードマンなる無名のハンガリー人カメラマンが、“ロバート・キャパ”なる架空の米国人カメラマンを創り出し、そこからのし上がっていくというその時も、常にキャパの横にはゲルダがいた。そして、現在の研究では、キャパの最も有名な作品『死の瞬間の人民戦線兵士』は彼女の手によるカットだったということが有力視されている(しかも、その兵士は死んでなどなく、訓練中に倒れかけている一コマであったといわれている)。だが、どちらの手による作品であったかということなどとは関係なく、若き写真家カップルが世に出したその作品は、その瞬間、“ロバート・キャパ”の作品でしかなかったのだろう。

(写真はWikipedia Robert Capaより。Public Domain)

5月25日の不幸

1年
準備中
1954年
【事故死】ロバート・キャパ(Robert Capa)【カメラマン/ハンガリー・アメリカ】スペイン内戦、日中戦争、第二次世界大戦等を取材した世界で最も有名な報道カメラマン、戦場カメラマンのひとり。アンリ・カルティエ・ブレッソンらと共に国際写真家グループ「マグナム・フォト」を結成。第一次インドシナ戦争の取材のためベトナムに渡るが、地雷を踏み爆死した。40歳没。
1970年
【八百長事件】「黒い霧事件」プロ野球公式戦での八百長行為が発覚し、多くの現役選手の関与が明らかになった日本野球界最大の汚職事件。コミッショナー委員会により西鉄の3選手、池永正明、与田順欣、益田昭雄の3投手に永久追放処分が決定。
1996年
【事故死】【早世】ブラッドリー・ノウェル(Bradley James Nowell)【ミュージシャン/アメリカ】ロックグループ・サブライムのリードボーカルでありギタリスト。ツアー直前に泊まったモーテルでヘロインの過剰摂取を起こし死亡。没年28歳。
2002年
【航空事故】「チャイナエアライン611便空中分解事故。」台湾海峡上空で空中分解し墜落。乗員乗客225人全員が死亡。原因は金属疲労だった。
2008年
【怪死】川田亜子【アナウンサー】TBSに入社し、報道からバラエティまで才色兼備の女子アナとして活動し、2007年には独立してフリーランスに。しかし翌年からネガティブな文章がブログを飾り、5月12日には「母の日に私は悪魔になってしまいました」というあからさまに異常な発言を残し、5月26日朝、港区海岸の路上で練炭自殺しているところを発見された。遺書もあったこともあり、警察も自殺として処理したが、交際相手として名乗り出たマット・テイラーなる人物が他殺説を唱えるなど、その真相は明らかになっていない。没年29歳。
2009年
【未解決事件】「板橋資産家夫婦放火殺人事件」東京都板橋区弥生町に住む瀬田英一(当時74歳)宅から出火、焼け跡から瀬田英一本人と妻・千枝子(当時69歳)の死体が発見された。現場のポリタンクなどから放火とみられ、しかも、その遺体には多くの刺し傷が残っており、殺人事件とみられている。瀬田夫婦は地元では有名な資産家であり、多くの物件を所持していたため金銭目当てかと思われたが、自宅にあった現金約1000万円は手つかずの状態だった。現在も犯人は逮捕されていない。
2010年
【急死】【早世】KAGAMI【DJ・ミュージシャン】石野卓球主宰のレーベル「Loopa」等で活躍した人気テクノDJ。代表作に『Tokyo Disco Music All Night Long』等。過労による急性心不全で急死。没年34歳。
2014年
【殺人未遂】【テロ】「AKB48握手会傷害事件」岩手県滝沢市の岩手産業文化センターで開催されていたアイドルグループAKB48の握手会で、同グループメンバーの川栄李奈、入山杏奈に無職の梅田悟(24)がのこぎりで切りかかり、会場スタッフの男性を含む3名がが負傷。梅田は「誰でもよかった。自分が警備会社を解雇され無職なのに、AKB48のメンバーが多額の収入を得ていると思い、不満を抱くようになった」などとその動機を語っている。メンバー二人はその後も芸能活動を続行している。