『逮捕されたローゼンベルグ夫妻』

1953年6月19日は第二次大戦直後の“冷戦時代”にソビエト連邦のスパイとしてアメリカで諜報活動し、ソ連側に核製造情報などを流していたローゼンベルグ夫妻が、電気椅子で処刑された日である。先に逮捕されたスパイのデヴィット・グリーングラスからの自白のみでの逮捕であったために、ユダヤ人のローゼンベルグ夫妻の逮捕には、コクトー、サルトル、アインシュタイン、ピカソ等々多くの著名人がその冤罪を訴えた。そのためにアメリカ政府も死刑執行の直前まで、夫妻の自白を待ったが、なにも証言は得られないままに刑執行となった。アメリカ史上、民間人初のスパイ容疑による死刑である。しかし彼らの死後、1995年に旧ソ連の機密文書が解読され「ベノナ計画」の全貌が明らかになった結果、ローゼンベルグ夫妻がソ連のスパイであったことは証明された。

(写真はWikipedia Julius and Ethel Rosenbergより。Public Domain)

6月19日の不幸

1年
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1953年
【死刑】エセル・ローゼンベルグ(Ethel Rosenberg)【スパイ/アメリカ】夫とともに第二次大戦直後の"冷戦時代"にソビエト連邦のスパイとしてアメリカで諜報活動し、ソ連側に核製造情報などを流していたとされる女性。機密文書には彼女自体のスパイ行為は明記されていなかったために厳密なスパイであったかはわからないが、夫のスパイ業務については明らかに認識していた。夫に続いて電気椅子で処刑。没年35歳。
1953年
【死刑】ジュリアス・ローゼンベルグ(Julius Rosenberg)【スパイ/アメリカ】第二次大戦直後の"冷戦時代"にソビエト連邦のスパイとしてアメリカで諜報活動し、ソ連側に核製造情報などを流していた。民間人としては初めてスパイ容疑で死刑になった人物。妻よりも10分だけ早く電気椅子で処刑された。没年37歳。
1993年
【死去】ウィリアム・ゴールディング(William Gerald Golding)【小説家/イギリス】代表作『蠅の王』で知られる小説家。1983年にノーベル文学賞を受賞。『ガイア理論』の名付け親でもある。心臓疾患で81歳没。
2000年
【死去】竹下登【政治家】第74代内閣総理大臣を務め、大蔵大臣、内閣官房長官、建設大臣など様々な要職を歴任したた昭和を代表する政治家。経世会なる派閥を立ち上げ、竹下派として自由民主党内で権勢を誇った。晩年は膵臓ガン、脊椎変形症を患い呼吸不全で死去。76歳没。
2005年
【大量殺人】「漣川軍部隊銃乱射事件」大韓民国京畿道漣川郡の非武装地帯内の大韓民国陸軍第28師団第530前方警戒所で、キム・ドンミン一等兵(当時22歳)が手榴弾を投げ、銃を乱射。8人が死亡、2人が負傷した。上官のいじめが犯行動機だったという。