『ヘミングウェイ家の家族写真』(1905年撮影右端が6歳時のアーネスト少年)

1961年7月2日は、ノーベル文学賞受賞作家であるアーネスト・ヘミングウェイがショットガン自殺を遂げた日である。一説には死の直前に二度も飛行機事故に遭ったことで、生気をなくしていたともいわれているが、その真相は明らかではない。さて、前日の記事で孫のマーゴ・ヘミングウェイが7月1日に自殺したと紹介したが、自殺の話はまだまだ続いてゆく。実は彼の父、クラレンス(写真左から3人目)も、そのまた父親が南北戦争で使った銃で自殺している。アーネストの左に写る妹のウルスラ、さらにこの後に生まれてくる弟のレスターも自殺を遂げることとなる。クラレンスは、鉄分を過剰に蓄えてしまう細胞障害“ヘモクロマトーシス”なる遺伝性の病気を持っていたといわれ、それがアーネストの持病であったことも知られているが、このことが自殺の原因であったかはわからない。呪われているというにはあまりに栄光に包まれたヘミングウェイ一家ではあるが、自殺に見そめられていたことだけは確かである。

(画像はWikipedia Ernest Hemingwayより。Public Domain)

7月2日の不幸

1年
準備中