『1959年のトルーマン・カポーティ』ロジャー・ヒギンズ撮影(『テレグラム・アンド・ザ・サン』紙カメラマン)

1984年8月25日は、1959年にアメリカ・カンザス州の農場で一家4人が惨殺された事件を小説化した長編小説『冷血』で知られる作家・トルーマン・カポーティが薬物中毒からの肝疾患で死亡した日である。
映画化されて世界的なヒットとなった『ティファニーで朝食を』で若くしてスター作家になったカポーティは、同性愛者であることを公言するなど、私生活の派手さでも世間を賑わせたが、その一方で、セレブリティとして肥大化した生活は彼自身をアルコールとドラッグの依存症に追い込んでいき、『冷血』以降は長編を一作も完成させることなく、薬物過剰摂取で死んでいった。
ちなみに、カポーティの死後、彼の人生と奇妙なキャラクターを見事に描き、その年のアカデミー主演男優賞を受賞した映画『カポーティ』(2005年)で、迫真の演技を見せた主演のフィリップ・シーモア・ホフマンも、薬物中毒の果てにオーバードースで死亡している。
人間の闇を覗くような大作を遺したカポーティと、その彼の闇を演じ切ったた名優と、二人の突出したアーティストが、ドラッグに見そめられていたのは偶然といえるのであろうか?


(画像はWikipedia Truman Capote より。Public Domain)

8月25日の不幸

1984年
【薬物過剰摂取】トルーマン・カポーティ(Truman Garcia Capote)【小説家/アメリカ】 映画化されて世界的なヒットとなった『ティファニーで朝食を』で若くしてスター作家になり、1959年にアメリカ・カンザス州の農場で一家4人が惨殺された事件を小説化した長編小説『冷血』で知られる作家。同性愛者であることを公言するなど、私生活の派手さでも世間を賑わせたが、その一方で、セレブリティとして肥大化した生活は彼自身をアルコールとドラッグの依存症に追い込んでいき、『冷血』以降は長編を一作も完成させることな
2012年
【死去】ニール・アームストロング(Neil Alden Armstrong)【宇宙飛行士/アメリカ】アメリカの有人宇宙飛行計画「アポロ計画」で、1969年7月21日に人類で初めて月面に降り立った宇宙飛行士。晩年は心臓手術を受け、その合併症で死亡した。82歳没。