『“このマシンがファシストを殺す”と書いたステッカーを貼ったギターを持つ1943年のウディー・ガスリー』

1967年10月3日は、1950年代のアメリカで活躍したフォーク歌手のウディー・ガスリーが死亡した日である。
1920年代の世界恐慌時代に放浪を続けながら歌い始めたガスリーは、反体制的なフォークシンガーとして絶大な人気を集め、多くのプロテストソングを歌い続け、その生涯で“アメリカ・フォークの父”と呼ばれる功績を残した人物である。私生活では幼い娘を火事で失って以来、鬱病に悩まされ、生来わずらっていたハンチントン病とともにガスリーの人生に深い影を落とした。最後もクイーンズの精神病棟で死ぬこととなったガスリー。しかし、この写真のギターに貼られた“この機械がファシストを殺す”に象徴される攻撃的な姿勢は、後のボブ・ディラン、そして息子のフォークシンガー、アーロ・ガスリー等の後進に受け継がれ、その魂は現代にも生き続けているはずである。果たして、“アメリカ・ファースト”に翻弄される現在のアメリカで、ガスリーは何を歌うのだろうか?

(写真は『ニューヨーク・ワールド・テレグラム・アンド・ザ・サン』紙カメラマン Al Aumuller撮影。Wikipedia Woody Guthrieより使用。Public Domain)

10月3日の不幸

2004年
【死去】ジャネット・リー(Janet Leigh)【女優/アメリカ合衆国】

20歳にしてMGMと契約し女優としてデビューした女優。1970年の映画『サイコ』(アルフレッド・ヒッチコック監督)出演時におけるシャワー室での絶叫シーンで"絶叫クィーン"として後世に名を残した。私生活では4度の結婚を経験し、4度目の夫はレッド・ツェッペリンのヴォーカリストとして知られるロバート・プラント。3人目の夫で俳優のトニー・カーティスとの間に女優のジェイミー・リー・カーティスがいる。脈肝炎で77歳没。