『永易将之の八百長を報じる1969年10月8日の報知新聞』

1969年10月8日は、日本プロ野球創設以来最大のスキャンダル、野球賭博事件「黒い霧事件」の始まりとして、西鉄ライオンズの投手、永易将之の八百長報道がされた日である。
この年、暴力団関係者に請われて敗退行為をしていた永易を調査していた西鉄ライオンズはその証拠を掴み永易の解雇を決定していたが、その情報を掴んだ読売新聞、報知新聞が10月8日に報道。
コミッショナーにより永易は永久追放処分となったが、その後にメディアに出演した永易はエース格の池永正明を含む6人のチームメイトの名を告白、さらには他球団選手、そしてオートレースでの八百長容疑にまで繋がる大スキャンダルへと発展した。
結果的に永易、池永を含む6名の現役選手が永久追放処分、暴力団との交際が明るみになった江夏豊を含む13名がなんらかの処罰を受けるという結果となった。
その先の見えない、不気味なまでの広がりが“黒い霧”と形容されたのだ。
2015年に発覚した笠原将生ら読売ジャイアンツの選手らによる野球賭博問題は、現在笠原を含む4選手の処分に止まっているが、果たして、その霧はもう収まったのであろうか。

(画像は『報知新聞』1969年10月8日版)

10月8日の不幸

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