『儀式の服装のクロウリー』1912年撮影

1947年12月1日は、イングランドのオカルティスト、神秘主義者のアレイスター・クロウリーが死亡した日である。
“世界で最も邪悪な人物”として20世紀で最も有名なオカルティストのひとりであったクロウリーは、『法の書』を発表し自らの宗教「セレマ」を立ち上げ、東方聖堂騎士団(OTO)を再編するなどして活動。さらにはシチリアに自らの宗教施設「テレマ寺院」を建設、そこで悪魔信仰、そしてセックスやドラッグを利用したカルト的な儀式を世界的規模で行なっていた。
セレマ寺院は猫の血を儀式で飲んだ信者が感染症で死亡したために撤去、国外追放となったが、その影響力は絶大で、特に同時代を生きたミュージシャンには顕著な影響を及ぼした。
そのメンバーにはレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジ(クロウリーの所有したスコットランドの邸宅を購入)やオジー・オズボーン(クロウリーをモデルに『ミスター・クロウリー』なる楽曲を制作)、デヴィッド・ボウイ(『Quicksand』の詩でクロウリーに言及)、果てはビートルズ(『サージェント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケットにクロウリーの写真を使用)が含まれていた。
その死から60年以上が経つ今も、精神世界にはいまだ多くの影響力を持っていることは、2002年に英BBCが『偉大な英国人ランキング』の73位にランクしたことでもわかる。
悪とオカルトを追求した邪悪な男の影響は、認めざるを得ないほどの大きさを持っているのだ。

(写真はWikipedia Aleister Crowleyより使用)

12月1日の不幸

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