『1940年のヒット映画「Mexican Spitfire」の時のルーペ・ヴェレスの宣材写真』

12月13日は、メキシコ出身でアメリカのショービジネスで成功を収めた女優、ルーペ・ヴェレスが睡眠薬過剰摂取での自殺を遂げた日である。
その才能で20世紀初めのハリウッドで活躍した女優であるが、代表作『Mexican Spitfire』の通りかんしゃく持ち(Spitfire)の激しい気性で知られ、その過度に情熱的なパーソナリティは様々なスター達に愛された。チャールズ・チャップリン、ゲイリー・クーパー、エロール・フリン、ジャック・デンプシー等という錚々たる男性遍歴で世間を騒がせた。
そしてその最期も"Sritfire"の名に相応しく、婚約していた若手俳優のハラルド・ラモンドの子をその身に宿しながらブランデーと75錠の睡眠薬セコナールを飲んで自殺するという、まさに火の出るような人生の幕引きを見せたのだった。
死因は、ラモンドとの破局、そして生まれてくる子が私生児となることを避けるためといわれているが、双極性障害の発作とも、替え玉殺人とも多くの都市伝説的な後日譚が囁かれた。
真相は知る由もないが、その激しすぎる人生が、死してなおその人生に多くの彩りを加え続けているのだろう。

(写真はWikipedia Lupe Vélezより使用。Public Domain)

12月13日の不幸

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