about us

『Black Calendar』は今日起きた不幸を記憶する。
人類の歴史が進歩と冒険に満ちた輝かしいものであると同時に、
本来、人間の歴史とは、悲劇と死の歴史でもあるはずだ。
ところが、現代の市民生活において、我々のカレンダーに隣人の
誕生日が記されることはあっても、死亡日が記されることは
皆無といっていい。
19世紀、写真が発明された頃、肖像写真とともに、
死体の写真を撮影することが流行したという。
しかし現代では、死は"風化させるべきもの"としてだけ存在し、
社会から《死の匂い》が感じられなくなる一方だ。
そう、有史以来、人間が多くの涙で築き上げてきた《負の遺産》の多くは、
記憶されることもなく、語られることもなくなっているのが実情なのである。
だが、我々に祝うべき日があるのならば、哀しむべき日もまた存在するはずだ。
多くの先人たちは、過去の惨劇を意識することによって、
多くの困難を乗り越えられたのだから――。
死からだけ辿ることができる、人間という《生命の旅》があるはずだ。
私たちは絶望から明日を生きるために、《黒いカレンダー》をつくってゆく。

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