1,000匹のシラミを使ってタトゥーを彫る!? 体を張った痒~い大実験の壮絶内容!
通常、多くの人はダニやシラミを避ける為に非常に気を使っているものです。
ですがこの度、アメリカの昆虫学者の男性が、なんとそのシラミを1,000匹使いフェイクなタトゥー(!?)を自分に施してみようと思いつき、実行に移してしまいました。
■自らを実験台にした“シラミ”タトゥー!?
英紙「Daily Mail」が伝えたところによりますと、彼の名前はジョニー・フェドラ。この若き研究者は自分の腕をシラミに喰いつかせて、皮膚にどんな変化が起きるかを試しました。
まずは画像とプロセスをご覧ください。
フェドラ氏曰く、シラミに噛まれている間は痛みを全く感じなかったようです。ただ、彼の血液を吸って行くうちにシラミ達がどんどん膨れて大きくなってゆき、体も赤くなっていったそう。
2時間後には噛まれた場所の皮膚にキレイなウサギの形が浮かび上がりましたが、24時間後には皮膚は真っ赤になり、ウサギの形は消えてしまいました。と同時にものすごく腫れ上がり、猛烈に痒かったそうです。
氏によると、シラミに噛まれた際に今回のように水ぶくれができるのは珍しい現象だそうです。一度や二度噛まれたぐらいでは水ぶくれにならないそうですが、今回は1,000匹もの一斉攻撃を受けたせいで、膿が膨らんだような特殊なケースになったと分析しています。
72時間後には再びキレイなウサギの形が蘇りました。そして最終的に2週間後には全て皮膚上から消えたと言うことです。
■シラミの反応は人それぞれ
今回実験に使用されたトコジラミはとても小さな血を吸う虫で、ベッド周辺に生息しています。夜中に活動し、人間の熱に引き寄せられて血を吸います。噛まれて何も感じない人もいれば、痒みを覚えたり皮膚が腫れる人もいて様々なようです。ただ直接的な危険や、病気を引き起こす虫ではないのでご安心を。
…と言うことですが、記事を書いていて(読んでいて)体中が強烈に痒くなってきた気がします。これから梅雨本番。皆様もどうぞダニやシラミにはご注意を!
(文=Maria Rosa.S)
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