DNA情報でゲイかどうかが判明する? 新遺伝学「エピジェネティックス」に注目

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画像は、Thinkstockより

 世の(生物学的)男性の2~4%がホモセクシュアル、いわゆるゲイだといわれているが、そもそも彼らはゲイとして生まれるのか、生まれてからゲイになるのかについては専門家の間でも今も議論が続いている。そこへ先頃、男性がゲイであるかどうかは、唾液から採取した遺伝子情報を分析すればわかるという驚くべき研究が発表されたのだ。


■ゲイなのか否かを70%までの確率で判別できる

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Science Alert」の記事より

 メリーランド州ボルチモアで10月6日から10日に開催されたアメリカ人類遺伝学会(ASHG)の年次学会において、カリフォルニア大学の研究チームは、遺伝子テストによって男性がゲイかどうかが判定できる新たなアルゴリズムを開発したと主張した。

 新たに開発された「FuzzyForest」というアルゴリズムによって、少量の唾液から採取したエピジェネティックマーカーと呼ばれる遺伝子情報を分析することで、その男性がゲイなのかストレートなのかを70%までの確率で判別できるというのだ。

「我々の知る限り、このアルゴリズムは分子マーカーに基づいて性的指向を判断するはじめての手法になります」と、研究チームの一員であるカリフォルニア大学のタック・ヌン博士は「The Guardian」の取材で語っている。

 研究は47組の男性の一卵性双生児を対象に行われ、その中には兄弟の一方がゲイであったり、双方ともゲイである双子も含まれていたということだ。ほぼ100%の確率でDNA塩基配列が同じである一卵性双生児を調べることで、ゲイであることの遺伝子情報レベルでの特徴を浮き彫りにしたのだという。

 性的指向、あるいは性的嗜好といった種類のかなり複雑と思われる傾向を遺伝子情報レベルで推測するには、これまでは広範囲に及ぶ遺伝子情報を検証しなければならないと考えられてきたが、今回の研究では極めて狭い9種類の領域の遺伝子情報をアルゴリズムで計算することで高確率の判定が可能になったという。

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コメント

2:匿名

訂正
誤0.01093→正0.1093

2015年10月23日 00:55 | 返信
1:添削よろ

全男性の5%がゲイで、
検査の精度が70%ならば、
「検査でゲイと判定されたとき、実際にゲイである確率」は
(0.05×0.7)÷(0.95×0.3+0.05×0.7)
=0.01093・・・
=10.93%
合ってる?

2015年10月23日 00:47 | 返信

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