全身“白まだら”の黒人美女が衝撃のすっぴん姿を初公開! 厚化粧を捨てて自分を認めるため… 尋常性白斑に立ち向かう!

 英紙「Daily Mail」(3月27日付)によれば、顔に大きなハート型の白斑がある黒人女性が大きな話題になっているという。


■30年間におよぶ黒塗りメーク

 アメリカ・インディアナ州アンダーソンに住むデニース・チャンバレンさん(42歳)は、10歳のとき、ある異変に気づいた。指に白い斑点が浮き上がり、それが少しずつ大きくなっていく気がしたのだ。やがてその斑点は実際、手から腕、脚、足の甲へとだんだん広がってゆき、しまいには顔にまで及ぶことに。尋常性白斑――皮膚の色素が徐々に失われていく自己免疫疾患だった。

【奇病】全身白まだらの黒人美女が衝撃のすっぴん姿を初公開! 厚化粧を捨てて自分を認めるため… 尋常性白斑に立ち向かう!の画像1Daily Mail」の記事より

「11歳の夏、プールへ行った時のことです。飛び込み台の列に並んでたら、すぐ後ろにいた男性から『なんだ、その脚は!』ってとがめられたんです。羞恥心でパニクった私は、そのままプールにドボン、水中で泣き出しました。それ以来、泳げなくなりました」(デニース・チャンバレンさん)

 水着になるのをやめたと同時に、1日1時間の入念なメークが欠かせなくなった。11歳から40歳までの30年間、総額1500万円を費やし化粧に没頭した。来る日も来る日も厚化粧し続けたおかげで、彼女の病気に気づく者はほとんどいなかったそうだ。しかし、「いくらファンデーションでごまかしても、精神的には常に自殺願望と抗うつ状態だった」と話す。

【奇病】全身白まだらの黒人美女が衝撃のすっぴん姿を初公開! 厚化粧を捨てて自分を認めるため… 尋常性白斑に立ち向かう!の画像2Daily Mail」の記事より

 24歳で腕のメークをやめた途端、他人からジロジロ見られるようになったという。彼女と体が触れないよう避けられたこともあり、ますます“仮面”を身につけるようになっていったデニースさん。そんな自分を変えたくて5年前には、ノーメークでの外出に挑んだこともあったが、スーパーに到着するや、その場にいたすべての人から見つめられている気分になり、パニック障害を引き起こしたという。

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