東急・副都心線直通で「渋谷はこれから呪われる」“悪”都市開発が招く不幸

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■都市開発が渋谷の面白さを奪っている!

 ただ、もっと根本的なことを言わせてもらえば「ビルの中や人工道だけを歩くのは、はたして“街”として面白いのか?」という疑問も生まれます。その土地の生活から立ちあらわれてきた猥雑なカオス感、それこそが東京各地の街の魅力ではないでしょうか。

 東京はもともと坂と川の多かった街です。昔の土地の名残がある場所をそぞろ歩けば、その地形に沿った面白い路地、有機的な街づくりが見えてきます。鉄道の接続や駅ビルへの集客を目論む利便性・経済性を重視しすぎる都市設計には、どうもその辺りの面白みを感じられない。意地の悪い言い方をすれば、その街で人々が自然に動く「動線」ではなく、自治体や企業の利益のために人々を誘導する「導線」だけを考えているような気もします。そんな道に乗っかって歩くだけ、というのはなんとなく「気が悪い」。その点では、僕も風水的な考え方におおいに賛成するところです。

■5.12渋谷火災は都市開発を恨むお稲荷さんの怨念!?

 ちなみに、5月12日の渋谷の地下火災ですが……。

 五島慶太が渋谷開発の最初を担ったのが、営業終了となった東横百貨店・東館(1934年開館)です。現在の本館は1967年に移転したもので、元の本館は閉鎖した東館だったのです。

 さすがに古いデパートなだけあって、屋上には「東横稲荷神社」というお稲荷さんもいました。そんな由緒あるビルを再開発によって終わらせてしまった訳ですから……あの火災は、お稲荷さんの祟りとも、「俺が渋谷を栄えさせるために建てたビルを捨てやがって!」という五島慶太の怨念が起したともウワサされています。

 やはり、街のかたちを変えるとなると、どこかに歪みが起こってしまうのかもしれませんね。

■吉田悠軌(よしだ ゆうき)
怪談サークル「とうもろこしの会」会長。怪談やオカルトを「隠された文化」として収集・研究している。著書に『放課後怪談部』。編集長を務める同人誌『怪処』ではオカルト的な場所を広く紹介。
怪処HP

記事は、ハピズムより

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