【聖橋乱丸の陰謀社会学】実際にビデオを見た中国人が暴露

公開銃殺されたAV女優 金正恩氏の元カノ・玄松月の“愛と屈辱の日々”

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■芸能文化を排除する金正恩に反対する集団とともに、復讐を誓う玄松月

 ちなみに、金正日総書記は、芸術や文化を非常に重視したことで知られる。そのために、まず北朝鮮内における女性の地位向上、そして芸術や文化、テレビ番組などの報道、玄松月が所属していたような音楽集団に高い関心を持ち、自らそれらの編成や指導にも携わっていた。
 
 しかし、金正恩第一書記は、芸術よりも核・エネルギー開発を優先し、「先軍主義」を中心に考えていたため、芸能に関しては理解が乏しかった。唯一、文化面ではバスケットボールを非常に好み、デニス・ロッドマンを“敵国”アメリカから招いていることは、ニュースの通りである。
 
 この指導者の路線変更による政策の違いは、今まで金正日総書記の下で芸能を中心に生活してきた人々にとっては死活問題である。

 憤った芸能人たちは、自分たちの影響力を使って「芸能活動の復活」「金正恩政策への反対」を国民、そして国外に訴えることになる。
 
■李雪主の吊るし上げキャンペーンを実行するも……
 
 しかし、金正恩政策への反対を訴えれば、反政府活動とみなされ、政治犯として逮捕されてしまう。そこで、反政府派は、「金正恩」ではなく「金正恩のすぐそばにいる李雪主が悪い」というキャンペーンを行うことになるのである。
 
 昨年1月くらいに、北朝鮮の政情不安とクーデター説が流れたのは、彼ら芸能人の活動を中国人が敏感に察知し、情報を流したからであった。

 しかし、この報道も加熱することなく幕を閉じてしまった。北朝鮮のテレビの世界も、いつの間にか世代交代をしていたのである。徐々に新たな芸能人が活躍するようになり、金正恩の下で活躍していた芸能関係者は隅に追いやられていたのだ。
 
 そこで、反政府の偶像として活躍しつつあった玄松月は、最後の手段を行う。

■「権力者をパロった“禁じ手”AV」の制作へ

 それは、「銀河水管弦楽団」「旺載山軽音楽団」の歌手、演奏家、舞踊家らが、自分たちの性行為の様子を撮影して販売し、広めるというものである。思惑通り、その内容の一部は、中国東北部で流通していたという。今回筆者に話を教えてくれた中国人が、ビデオ内容の一部を教えてくれた。

「動画では初め、ポップスに合わせて踊る薄手のレオタード姿の女性が3人現れます。3人の真ん中で踊っていたのが玄松月です。玄松月はその後、レオタードを脱いで、客席で見ている金正恩第一書記に似た男優と情事を繰り広げるんです。玄松月は、金正日総書記存命中の金正恩第一書記の呼称である『青年大将様』を連呼してしなだれかかり、そのまま隣室(という設定)のベッドに2人で行くんですよ。金正恩氏が『王様ゲーム』のような命令をするシーンもあったりで、本人の変態趣味がよくわかりました。同時に『李雪主は、このようにして寵愛を受けている』というような言外のメッセージも受け取ることができます」

 つまりこれは、性行為を通して、李雪主夫人と金正恩第一書記の変態性を暴いた暴露AVだったのだ。
 
 ほどなくして、玄松月や銀河水管弦楽団、旺載山軽音楽団の歌手、演奏家、舞踊家らが「金正恩第一書記への侮辱罪」の容疑で逮捕される。そして、逮捕から3日後、裁判を行うことなく、ほかの芸術家や家族らの目の前で処刑された。こうして、銀河水管弦楽団、旺載山軽音楽団は解散したのである。

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