【平成の放送禁止歌!?】文月メイの曲が衝撃
【平成の放送禁止歌!?】児童虐待を歌った文月メイの話題曲「ママ」 過激すぎて放送見送り!?

「ぼくのことが邪魔なの? あのゴミ袋と一緒に捨てるの?」衝撃的な歌い出しに思わず息をのんでしまう、文月メイの楽曲「ママ」がネット上で話題を呼んでいる。
10月2日にデビューしたばかりの文月メイは、学習塾の教室長をしていた経験のある27歳のシンガー・ソングライター。親からの虐待経験を持つ女子高校生など、子どもたちの心の声を聞いてきた彼女は、近年、親による子どもの虐待死の報道が増えているのをきっかけに「ママ」を作曲したという。
この曲が動画共有サイトYouTubeにアップされたのは、文月メイのデビューが発表される前の今年3月。以来、動画には多くのコメントが寄せられ、シェアされ続けた。そして、10月17日にNHK「ニュースウォッチ9」で「ママ」の特集が放映されると、さらにアクセスは急増し、再生回数は新人アーティストとしては異例の100万回を突破した。
「ニュースウオッチ9」の番組スタッフ・ブログ(10月22日)によると、「ママ」を聞いた人たちの話を直接聞くために、色々なルートを使って取材を進めたところ、曲に感動した人の多くは子育て中の母親たちだったという。番組スタッフが電話で話をしてみると、
「息が止まりそうになるくらい、涙が止まらなかった」、「曲をきいた後、思わずわが子を抱きしめた」といった反応を数多く聞くことができたそうだ。
しかしながら、10月2日のスポーツ報知の記事によると、文月のデビューにあたり、有線は9月から「ママ」を放送する予定だったが、「歌詞がショッキングである」として放送を見送ったという。
たしかに、冒頭で紹介した歌詞以外にも「ぼくね、天使になったよ」、「どうして、ねぇママ 神様が決めたの?ぼくは 生きちゃダメって」という言葉は、”虐待を受けた子どもの死”を聴き手に連想させる。おそらく、そこが飲食店などで流されることの多い有線に敬遠されてしまった理由だろう。
また、ネット上での「ママ」を巡る意見も賛否両論で、掲示板サイトでは「自分を悲劇のヒロイン(弱者)に仕立てあげ正当化するDQN思考の歌だ」、「気持ち悪い。ほんとに虐待されたことある人が聞いたらどう思うかとか考えてないんだろうな」などの批判の声も上がっている。
10月20日にデビューライヴイベントを開催した文月メイは、ライヴの最後にこうコメントした。
「たくさんの方からコメントやメッセージをいただき、この曲に私がこめた想い、意味を感じ取ってくださっていること、共有できていることを感じることができて、うれしく思っています。これからも一人でも多くの人に届けられるように歌い続けていきたいと思います。この曲が“気付き”になってくれることを願っています」
近年、報道される児童虐待事件はあまりにも凄惨で、耳を塞ぎたくなるものばかりである。自分のことで精一杯の忙しい日常生活。できるものなら辛く悲しいことからは目を背け、心穏やかに暮らしたい。しかしながら、サクサク聞けるスナック感覚の軽い曲ばかりがヒットしている今日この頃。少しだけ足を止めて、文月メイの「ママ」のように咀嚼と消化に時間のかかる、ずっしりと重い曲に耳を傾けることも必要なのかもしれない。
■森平尚
1982年生まれ。コラムニスト。ひきこもり気味の主婦でもある。
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