なぜ、このタイミングで小泉純一郎元首相は「脱原発」を訴えたのか?

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koizumifutu.jpg画像は、Wikipediaより

 今月12日、“劇場型総理”小泉純一郎が突如、表舞台に戻ってきた。

「原発ゼロ」という言葉とともに。

 総理退任後、「政治には関わらない」と公言し、テレビ出演やインタビューも全て断ってきた小泉氏が、なぜ、日本記者クラブの会見にあらわれたのか。そのきっかけとなったのは、今年8月、フィンランドにある世界初の核廃棄物の最終処理処分場“オンカロ”を視察したことだという。

 三菱重工業、東芝、日立製作所の原発担当幹部とゼネコン幹部、計5人が同行したと言われており、小泉氏を原発推進派に引き込む意図があったのだろうが、結果は現状を見て一目瞭然、間逆のものに。

「原発ゼロにしろという1番の理由は、いくつかありますけど、1番の理由は処分場がないことです。放射能には色がない。においがない。10万年後の人間がオンカロに来た時に「何だこれ」と思って(核廃棄物を)掘り出そうとしないように(警告をするため)どんな文字を使えばいいのか、考えられているくらいだ」と、小泉氏は原発を危険な代物であると訴えた。

 この小泉氏の記者クラブでの発言を受け、先々週から各メディアが論説を掲載。たいていは世論同様に好意的である。TVでも、タレントやコメンテーターたちが「直感型の人ですから、原発の危険性を視察で感じたのでしょう」と評した。

 しかし、「なぜ、このタイミングなのか」という疑問は残る。視察したのは8月である。これを指摘したのが、元外務官僚であり文筆家の佐藤優氏だ。

「今回の小泉さんの原発ゼロというのは、フィンランドというのは作り話というか、きっかけが必要だったという話で、実際はアメリカから耳打ちされているのじゃないか」(エコーニュースより引用)

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