脳みそを狙って食べる5種の動物 残酷で歪んだ本能

脳みそを食べるというとどのようなイメージが浮かぶでしょうか? ホラー映画に登場するゾンビのように、本能のままに血肉をかじり脳みそをすする姿、生きた猿の脳みそを使う中国の珍味、「猿脳」など……。いずれも脳みそを食べるという習慣のない日本では、残酷でゲテモノ食というイメージが強いのではないかと思います。
11月18日、ロシアのニュースサイト「Фактрум」は、そんな“脳みそ食い”を好んで行う5種の動物がいる! と紹介。「グロテスクな脳みそ食いをまさかこんな動物が行っているなんて」…と、海外で驚きを呼んでいます。
■人間の脳を食べる・有鉤条虫(ゆうこうのうちゅう)

まず最初は、有鉤条虫と呼ばれる寄生虫。脳みそを食べるというイメージにぴったりのビジュアルです。この寄生虫は生の豚肉などにまず寄生し、次に人間に感染。血液の流れに乗って人の脳に辿り着き、脳を貪り食うのです。豚肉を食べる際は焼き加減にどうかご用心を。下の画像は、実際に脳を食べた後の画像です。

■究極のアブノーマル 自分の脳を食べる・ホヤ

東北地方などでは食材として扱われるホヤ。このホヤも脳みそを食べるのですが、その食べる脳みそというのが何と自分のもの。ホヤは幼生の頃はオタマジャクシのような姿で海を泳ぐため脳を形成します。しかし岩場などに定着し、泳ぐ必要がなくなると自分の脳みそを消化してしまうのです。自分で自分の脳みそを消化するとは随分とアブノーマルな性質です。
寄生虫や海の軟体生物など、ここまでは脳みそを食べると言われても何となく納得できるのではないでしょうか。それでは次の動物です。
■鳥の脳みそしか要らぬ美食家・LUMHOLTZ’ TREE KANGAROO

続いては、日本ではツリーカンガルーとも呼ばれる、木に登るカンガルーの仲間から。普段は葉や木の実など草食的な彼らですが、時折たんぱく質を摂取するために鳥を捕まえて食べます。そして、捕まえた鳥の脳みそだけを食べて、残りはほとんど捨ててしまうのだとか。たんぱく質の摂取だけでは説明できない食のこだわりを感じます。
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