最強の“若返り薬”への可能性が開かれる 実験で明らかになった「NMN」の重要性とは?

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 誰にとっても時間は平等に過ぎていく。どれほどのお金や権力を以ってしても、過ぎ去ってしまった時間を取り戻すことはできない。体は歳を重ねるごとに衰え、病気にかかりやすくなり、残された時間は刻一刻と……という、あらゆる生命が背負ってきた宿命が、どうやら変化する可能性もありそうな発見だ。

 12月19日に「New Scientist」が掲載した記事によると、科学者のチームが、ある方法によって、歳をとったネズミの老化を食い止め、さらに若返らせることにまで成功したというのだ。


■そもそも、なぜ老化するのか?

 哺乳類の老化は、細胞の中にあるミトコンドリアと深いつながりがあると考えられてきた。ミトコンドリアとは、それ自身が独自のDNAを持ち、呼吸を行うことで細胞にエネルギーを供給する役割を担っているもの。しかし、哺乳類が歳を重ねるうちに、ミトコンドリアの機能は衰え、その結果としてアルツハイマー病や糖尿病にかかりやすくなるといわれているのだが、ハーバード大学医学大学院のアナ・ゴメス氏のチームによって、その詳しいメカニズムが明らかになりつつあるようだ。

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