犬だと思い込んでいる?お家の中で暮らすトナカイが愛らしい=フィンランド
子どもたちにプレゼントを届けるため、今夜は出張で世界中を飛び回っているはずのサンタクロースも、いくらビジネス・パートナーとは言え、ここまで大切に飼いはしないだろう。英「デイリー・テレグラフ」が今月17日に公開したこのビデオ、トナカイの飼い慣らされる様が、いま世界で話題を呼んでいる。
舞台はサンタクロースの地元、フィンランドだ。このトナカイの名はアートゥ。彼はピア・トゥーッカネンさんと一緒に暮らしている。「飼われている」というより「暮らしている」という表現がぴったりだ。なにしろエサは食卓でとり、トゥーッカネンさんとともにテレビを観賞するのも大好きだというのだ。いったいアートゥはどんな経緯で人と暮らすことになったというのだろう。
彼はフィンランド北部の原野で暮らしていたが、まだ子どもだった時期に母トナカイに捨てられてしまったのだという。通常そのような野生動物は、長く生き延びることはできない。しかし彼はある少年に拾われ、その後トゥーッカネンさんの家へとやってきたそうだ。アートゥは粉ミルクで育てられ、人とともに暮らすことを学びながら大人のトナカイへと成長した。現在6歳で、体重は約100kgにもなるという。「通常、トナカイは人間と一緒にいることを好みません。触れられたくないのです。でもこの子は、自分のことを犬だと勘違いしているのかもしれませんね」とトゥーッカネンさんは語っている。
今日も彼はトゥーッカネンさんとの日課である散歩を楽しみにしているようだ。それにしても、この立派なツノは、家の中では少々危険過ぎはしないだろうか。アートゥにとっては愛情表現であっても、トゥーッカネンさんを傷つけてしまうことがないかと心配だ。
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