年末のガキ使『笑ってはいけない』シリーズを見る人のための「地球防衛軍」マメ知識

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■メン・イン・ブラックの所属とは

 このとおり、謎に満ち満ちたメン・イン・ブラック。果たしてその実態とはどういうものだろうか。あまりに多くの謎があり、断定などほぼ不可能という状況だが、ここで仮に、アメリカ政府が極秘裏に設置した秘密機関だと考えた場合、見えてくる実態めいたものはある。

 それは、彼らの噂が全米を席巻した1960年代のことだ。当時FBIは、全米各地で続発していたメン・イン・ブラック遭遇事例を深刻に受け止め、捜査を行っている。
そして実際にメン・イン・ブラックと遭遇し、警告を受けたという情報提供者に聞き込みもしているのだが、その過程で奇妙な事実が浮かび上がってきたのだ。情報提供者の元に訪れたという黒づくめの男たちは、時として身分証を提示しては、アメリカ空軍、もしくは北アメリカ航空宇宙防衛司令部の所属であることを明かしていたのだが、FBIが照会したところ、どちらの組織にも該当する人物など、そもそも存在していなかったというのである。また、同性同名の人物はいたものの、無関係の政府機関に所属しているというケースもあった。情報提供者が遭遇したメン・イン・ブラックは、FBIの捜査力を以ってしても、その正体が不明だったということになる。

 まさにこれこそが怪奇。この上なくミステリアスな存在であるのだが、これは決してアメリカ国内だけの問題というわけでもない。実際に世界各国で、メン・イン・ブラックは目撃されているのだ。UFO専門ライターの某氏は、日本でも何度か類似した事例が報告されていたことを指摘している。

「90年代には、集中して日本でも同様の事例が発生しています。特に有名なのが、1990年の御殿場付近で頻繁に目撃されていたUFO関連の話です。なんでも、このエリアでは当時UFOだけではなく、宇宙人のような銀色の服を着用した男たちがしばしば目撃されていました。中には、彼らの姿を撮影した男性もいたのですが、後日この方の自宅に現れたのが、黒づくめの背の高い男2人組でした。彼らは自分たちをテレビ局の人間と名乗り、撮影した写真を番組で使用したいと申し出てきたといいます。その場で金銭のやり取りがあったかは定かではないんですが、どうもゴールデンタイムの特番に使用すると話していたみたいですね。ところがこの2人組、訪れた家に犬がいることを知ると、途端に顔が引きつり、そのまま逃げるように退散しています。玄関口では、男性が靴べらを2人に渡したのですが、受け取った2人は使い方が分からない様子だったといいます。非常に印象的な話だと思いませんか?」

 いかがだっただろうか。

 謎の黒づくめ集団、メン・イン・ブラックは、実は私たちの身近にも姿を見せていたというのである。もしかするとUFOを見かけたとしても、撮影しようなんて真似は止めておいた方がいいのかもしれない。後日得体の知れない男が自宅に押しかけてくるだけでも恐ろしいのに、さらに真夜中を選んでやって来ることだってあるのだ。朝が早い人にこの仕打ちは酷だ。依然その正体は以前不明ではあるが、今年の大晦日は『ガキ~』を観ながら、彼らの目的や組織の形態について思いを馳せてもいいかもしれない。
(松本ミゾレ)

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