顔が半分になった男 奇病・血管肉腫の恐怖とは?=イギリス

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 人は、健康であるときはそのありがたみを忘れてしまうものですが、健康であることほど尊いことはありません。もし重い病気にかかってしまうと、それだけで人生を一変させてしまいます。特にそれが外見上の大きな変化を引き起こすものであると、病状の良し悪しによらず、通常の生活が送りにくくなってしまいます。まさにそのような過酷な運命に翻弄されながらも病気に立ち向かう男性の話が、12月19日に英「DailyMail」で報じられました。

顔が半分になった男 奇病・血管肉腫の恐怖とは?=イギリスの画像1血管肉腫を発症した当時のマーティンさん「Daily Mail」より


 レイモンド・マーティンさんはニューキャッスルに住む、二人のひ孫をもつ63歳の男性です。顔面に希少ながんである血管肉腫を発症し、その治療のために顔の半分を失いました。血管肉腫とは、頭や首、頭皮などに発生する珍しいがんで、特に高齢で発症する傾向があります。治療は進行状況にもよりますが、基本的には外科手術により該当組織を摘出し、再発時や広範囲への治療を行う際は放射線治療や化学療法を行います。

 彼は最初、頬に斑点があることに気が付きましたが、それが彼の人生を左右する深刻な病気であることなど思いもしませんでした。

 「最初は本当にただの斑点だったんだ、全然気にはしなかったよ。だけど、だんだん広がっていって、かかりつけの医者に行ってみたら発疹か感染症だろうということだったので、抗生物質をもらったんだ。」

 しかし抗生物質は効かず症状が悪化したので、ニューキャッスルにあるロイヤルヴィクトリア病院で皮膚生検を行ったところ、専門医が、彼の顔の大部分が珍しいがんに冒されていることを突き止めます。そしてすぐに腫瘍を取り除き、その部分に太ももから採取した皮膚を移植しました、それ以外に命が助かる術がなかったからです。手術は12時間にも及ぶものでした。そして術後も、彼は別の苦しみを感じることになります。

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