合掌造りの村に突如現れる”超B級”駄洒落スポット『かえる神社』

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【初出:2009年6月16日 日刊サイゾーより

tokyokaseryo.jpgあまりに強烈すぎて、どこからツッコミ入れていいものやら分からない。

 今回は、下呂温泉にあります『かえる神社』をたずねてみました。下呂温泉に、なぜ、かえる……? そこには意外な理由があったのです。(神社内の様子はこちらから

 梅雨のシーズンは、天気が悪いってだけで何もかもめんどくさくなって気持ちも沈みがちなもの。こんな季節に元気なのはカエルぐらいなもんですね……と、思いっきり強引にカエルの話を持ってきましたが、今回紹介いたします「かえる神社」そのものが強引というか無理矢理感でいっぱいなのでご勘弁ください。

 そもそもこの「かえる神社」は下呂温泉近くの「下呂温泉合掌村」内にあるのですが、下呂→ゲロ→ゲロゲロ→かえる……という、存在自体が単なる駄洒落の産物。別にこのあたりにカエルに関する伝承があるとか、特にカエルが多いとかいうことは一切ありません。それどころか、「神社」かどうかも怪しかったりする、まさしく”これぞB級!”というスポットです。以前にこの連載でも紹介した「ガマ洞窟」(記事参照)といい、どうしてカエル関連の施設はこうB級テイストが強くなってしまうんでしょうか?

 とにかく「神社」というわりには、まったく神聖な感じがしない建物の中に入ってみますと、とりあえず賽銭箱と、ご神体らしき大きなかえる様が鎮座しております。ちなみにその名も「加恵瑠大明神」(かえる大明神)。またしても駄洒落。そんなワケでまぁ、あまりご利益は期待しないで賽銭を投入してみますと、なんとな~くカエル的なお声で「これであなたも無事かえる……」と御神託もやっぱり駄洒落。

 しかし、駄洒落の連発はまだ終わりません。隣に目をやると、レオタード姿のカエルが強烈すぎるインパクトを放つ「若ガエル」。頭身のバランスといい色彩感覚といい、狙ってもなかなか出せないユルさを醸しております。そしてお次は交通安全の「無事カエル」。いきなり加恵瑠大明神の御信託とネタが被っていますが、周りに飾られたカエルの交通標識に免じて許したいところ。……って、以上? どうせならあと2つか3つぐらい駄洒落の大ネタを考えてほしかったところですが、あとは「世界のカエル」なるグッズコーナー(正直、ちょっとしたカエルコレクターならもっといろいろと持っていそうな気が……)と、いちおう神社らしく「かえるおみくじ」や「かえる絵馬」(絵蛙と言うべきか?)など、一般的な観点のクオリティとしては実にビミョーな線ですが、B級スポットとしての完成度はカンペキと言ってもいいでしょう。この連載の本来のコンセプトである「がっかりを楽しむ」にこれほど即した施設はそうそうあるものではありません。

 さらにこの「かえる神社」だけでなく、合掌村内にはなんともアレな雰囲気のプチ博物館が点在しています。世界遺産で有名な白川郷から移築してきた合掌造りの民家があると聞いていたので、てっきりもっとおごそかな所かと思いきや、予想外にフランクな和風テーマパークといった趣き。「もっとお堅いヤツかと思っていたら、けっこうシャレが通じるんだな!」という感じです。白川郷では絶対にできない遊び方(ジャンボすべり台とかありますし)で楽しむのが吉でしょう。やっぱり温泉地のスポットはこうでないと!

tokyokaseryo.jpgまったく神社っぽくない「かえる神社」外観。
tokyokaseryo.jpgとりあえず、カエルの置物は各種並べられています。
tokyokaseryo.jpgこちら御神体の「加恵瑠大明神」。この無理矢理な当て字が
すべてを物語っているような。ステキです。
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